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第4話 はじめての戦い(13)

 力を知る。


 世界の頂点にある力。


 エリンは自分が小さな一歩目を踏み出したに過ぎないことを痛感した。


 有頂天になっていたつもりはなく、はじめての力に酔いしれていたつもりもない。むしろ、そうであった方が救われたかも知れない。冷静に状況を捉えていたはずなのに、ステージのまったく異なる相手に勝てると勘違いしてしまった。恥ずべきである。自らの頬を引っぱたきたくなるぐらい、情けない。


 蛙が鯨に真剣勝負を挑むなんて無謀であり、万人が笑うだろう。本気で勝てると思っているならば、失笑も通り越して哀れみをもらうに違いない。


 矮小な視点しか持たないがゆえの誤認。エリンは己が道化であると自覚した。戦場で無様に踊る者に待ち受ける運命は、ひとつしかない。


 敗北。


 コックピットではなく、シルバーフィオナの片手に乗った〈蜃気楼〉カラサワ。


 操縦桿の代わり、魔法の杖を振り回しながら白銀の機体を操る。


 シルバーフィオナの逆の手には、蒼銀の刀。


 その一歩。


 踏み出された瞬間、周囲の高層ビルが粉微塵に斬り刻まれた。


 そのニ歩。


 斬撃が衝撃波となり、立っていられない程の風圧に誰一人動けなくなる。


 その三歩。


 否――。


 三歩目は、もはや見えなかった。


 レッドアリアとの先の戦いでも、エリンとエージェント二人はさんざん、一瞬で背後に回り込まれてしまいピンチに陥ったものだ。


 瞬間移動にも等しい、他の追随を許さない超高速移動。あれこそが〈速さ〉の極地であると、エリンはそう確信していた。


「違う。違った!」


 異世界の尺度で、ものを見ていた。


 エリンは過酷な生まれ故郷のおかげで、異世界で強者とされる人々に詳しい。無能力者ノッツであるから見上げるばかりではあったものの、人間が到達できる強さの高みというもの、その頂点は大体見えているつもりだった。


 異世界における強さとは、神の加護にすべて定められる。


 高位の神から寵愛を受ければ、人はそれだけ強くなれる。


 だが、限界は存在した。


 人は、神を越えられない。


 神の加護に頼る以上、人はその先に至ることは絶対にない。


 今、しかし、エリンはありえないはずの向こう側を見ている。


 神々に背中を押されたとして、それだけでは絶対にたどり着けないだろうスピード。これが、人の領域であるはずがない。これは間違いなく、神の加護を超えたその先にあるもの――。


 仮想世界の真の〈最速〉。


 あっさりと、シルバーフィオナは極限の彼方に踏み込んだ。


 消えた。


 消えた。


 消えた。


 レッドアリアと違い、シルバーフィオナが再びその姿をあらわすことはない。


 消えたまま、もう止まらない。


 それはレッドアリアを超えるトップスピード、エリンには想像もできない領域からシルバーフィオナは戦いを仕掛けてくる。


「なんだよ、これ……!」


 視線が追いつかない。


 思考が追いつかない。


 レッドアリアとは設計のコンセプトが根本から異なるシルバーフィオナ。実は弱点だらけの機体でもあり、長期戦には向かない、多数を相手取るには向かない、遠距離用の武装を持たない――そんなピーキーな性能であることは間違いなかった。


 コンセプトにハマる戦場ならば無類の強さを発揮する。


 新宿エリアで最大規模の建造物である都庁ビルが、次の瞬間に真っ二つに裂けた。


 それは、ただの余波。


 普通のプレイヤーには十分な広さの戦闘領域バトルフィールドでも、〈最速〉のシルバーフィオナには狭すぎる。最高速度で動き続けようと思えば、それはもう目の前にある障害物のすべてを破壊しながら進むしかないのだ。


 スピードは、そのまま威力と変わる。


 最速は、最大の破壊力。


 縦横無尽の斬撃は何もかも破壊していく。エリンはあがくように〈バッジ〉からモード〈片手剣と小盾〉を呼び出すが、周囲をいくら見回しても、シルバーフィオナの残影すら目にできなかった。呼吸を荒くしながら警戒を続ける間にも、カラサワの徹底的な破壊は続いていく。何も、できない。


「う、くっ……!」


 視野を、少しでも広く。


 特別スキル〈飛行〉を起動し、光る円環があらわれる。


 蹴る。空中に移動を――。


「捕まえた」


 突然の衝撃に、エリンは意識を持って行かれそうになる。


 肺の空気が全部吐き出された。苦しい。


 いつの間にか、刀を収めているシルバーフィオナ。空いたその片手に、エリンは見事に捕らえられてしまった。


「さあ、世界の広さを教えてやるよ」


 握り潰されるかと思えば、カラサワは何やら楽しそうだ。


 勝負を決めるならば、この瞬間は絶対の好機だろうが、カラサワはエリンにトドメを差そうとはしなかった。


 思えば、当たり前のこと。


 彼女は最初から、勝ち負けを気にする立場ではない。


 遊び。


 結局の所、カラサワにとって、この戦いにゲーム以上の意味はないのだ。殺そうと思えば、いつでも殺せた。子供が無邪気に、野原で見かけた昆虫を突き回しているのと同じだ。勝ち負けを競っているのではなく、彼女はエリンの反応を楽しんでいたに過ぎない。


「ああ、畜生」


 先程から、己の無力感に頭がおかしくなりそうだ。


 無力である自分を噛みしめる。そんな自分がやっぱりお似合いだろうと諦念をささやく内なる声が聞こえた。無能力者ノッツとバカにされながら、色々なものを諦めてきた人生。その分だけ鍛えられた部分もあれば、そのせいで傷ついた所だってある。


 苦しい。叫び出したい。


 だが、絶対にそんなことはしない。してやるものか。


 エリンは最後まで笑ってやるつもりだ。心の奥では敗北を認めつつ、無意味でも意地を張り続けようとしていた。


「いい表情をするね、少年。PVPなんて、これまでもたくさんやって来た。絶望的に追い詰められて泣き出すヤツ、どうしようもない実力差にさっさと諦めて腐った態度を取るヤツ、そりゃまあ色々いたけれど――そこまで本気の感情を見せるヤツはいなかった。ボクをこんなにゾクゾクさせるなんて、君はすごい役者だよ」


 エリンはシルバーフィオの右手に掴まれている。


 左手に乗ったカラサワが、間近からエリンの顔を覗き込んでいた。


 意地悪そうな三白眼、八重歯のチラつく口元から、小馬鹿にするように舌を出す。ピンクのショートカットを乱暴に掻き上げながら、彼女は溶けたチョコレートのように粘り気のある笑みを見せた。


「八割の感情は怒り。このまま斬り裂いてやっても良い。でも、残り二割の感情は、そうするべきではないと云っている。君にはツバでも吐きかけてやりたいぐらいのムカつきを覚えているけれど、その一方で、大いにソソられているのも事実さ。このボクが、ね。だから、さあ――」


 カラサワは天空を指差した。


「デートしようぜ」


 エリンの特別スキル〈飛行〉によく似た光の円環が、シルバーフィオナの足元にも浮かんだ。


 次の瞬間、急加速。


 目にも止まらない速度というものを自分自身の身体で体験すると、こうなるのか。エリンは神の領域を垣間見る。周囲の景色がブラックアウトしたかと思えば、平面的な線だけの世界が生まれていた。


 シルバーフィオナの〈最速〉――それは、運営側が想定するVRMMOの限界を遥かに超えるものだ。システムエラーにも等しい挙動に対して、仮想世界はその形を保つことができない。


 剥がれ落ちたグラフィック。


 その奥に見えるものは、仮想世界の裏側であり、数字の世界。あるいは、リアルな世界をどっぷり呑み込む電脳の海である。




 ――警告。仮想世界の領域外に接近しています。


 ――今すぐ、通常フィールドに戻ってください。




 システム音声のアナウンス。


 それが聞こえると同時に、シルバーフィオナは動きを止めた。


「到着」


 カラサワがパーティーでも始めるように、陽気に手を打つ。


「こ、ここは……?」


 エリンは必死に目をこすっていた。


 シルバーフィオナのスピードに耐えられず、バグを引き起こしていた仮想世界がゆっくり形を取り戻していく。だが、視界が元通りになっても、エリンは結局我が目を疑うことになってしまった。


「ようこそ、最果てへ」


 カラサワは両手を大きく広げた。


 彼女の云う通り、ここは仮想世界の最果て。


 プレイヤーの存在がギリギリ保たれる境界線に、エリンとカラサワは今いる。


 幸いにして、シルバーフィオナからの拘束は解かれていく。握りしめられた状態から、ゆるやかに掌は広げられて行き、エリンはその上に突っ立ったままでぼんやり周囲を見渡した。


 もう片方の手に立つカラサワと、シルバーフィオナを挟んで向き合う。


「最果て? 意味が、わからない。ここは、どこだ……?」


「さて、そんな風に訊かれても困るね。ボクは最果てと呼んでいるけれど、実の所、この場所に名前はない。どこでもない場所であり、存在しない場所。何が便利かって、運営の手が届かない場所だから、ゆっくり話をするには打ってつけなんだ。まあ、ボク以外にここに来られるプレイヤーはいないだろうけれど」


 カラサワのたどり着いた〈最速〉が運営の想定を超えるものならば、その〈最速〉で仮想世界のフィールドを突き抜けてしまうことも、運営の想定するその先のプレイングだった。


 二人の視界に時折、雷鳴のようなノイズが走るのはバグの一種である。プレイヤーがこの場に存在すること自体が異常事態なのだ。


「それでも、あえて解釈するならば……」


 カラサワは茶目っ気を込めたように、ニッコリ笑いながら云った。


「ここは宇宙かな」


 二人の足元に、仮想世界が広がっている。


 見上げても、空はなく、音も熱もない闇ばかりが無限の彼方まで続いていた。


 シルバーフィオナはエリンを拘束したまま、空を真上に駆け上がっていた。新宿エリアの紅の空を突き抜けて、夜も越えた向こう側に飛び出したのだ。


 エリンは黙り込んでしまう。


 言葉は出て来ない。どんな感情を抱けば良いのかすら、まったくわからなくなってしまった。それぐらいの混乱である。


 宇宙という科学的概念は、エリンの異世界には存在しない。


 朝が来て、夜が来る。


 星と月が巡り、太陽は燃え続ける。


 そんな空の向こう側には何があるというのか。


 理解が及ばない物事は、結局、神にからめて考えられる。天上界、神々の住まう世界は、空の向こう側にあるのではないかと異世界では信じられていた。


 もちろん、それを確かめる方法はない。実際に空の向こう側まで歩いて行った人間なんているはずもなく、神々から招かれて天上界に踏み込んだ信仰者も、そこで己が見聞きしたものを他人に話すことはないからだ。


 神の名や姿、その言葉は、信仰心と共に己の内に留めなければいけない。


 他人に語ることは許されない。それは禁忌である。


 そして一方で、神について詮索するのも許されざる行為だった。


 果たして、神々の世界が真実何処にあるのか――人間がそれを知る必要はないということである。空の向こう側にあるのだろうと、深く考え込まずに、なんとなく思い続ければ十分なのだ。異世界ではそれが当たり前のことだった。


「でも、ここは……」


 エリンは今、空の向こう側に来ている。


 カラサワは、ここを宇宙と呼んだ。


 寒々しく、何もない、暗黒の空間である。


 どうやら、空の向こう側にあるのは神の世界ではなかったらしい。


「お前は、なんだ? こんなことができるなんて……」


 エリンはどうにか絞り出すような声でつぶやく。


 冷静にはなれない。この状況に混乱したまま、思わず尋ねる。


「お前は、神か?」


 その言葉に、カラサワは盛大に吹き出した。


「ウケる!」


 ケラケラと、彼女は笑う。


「なんだか、最初にも訊かれたよね。『おまえは何者だ』って。ボクからすれば、まさかの質問だったけれど。ひとまず、ボクは『敵』と答えた。……まあ、そう身構えるなよ。ボクが何者か、今度こそちゃんと教えてやるよ」


 カラサワは、自分自身のことを話そうとしていた。


 エリンは改めて、命をかけた戦いを繰り広げた相手ではあるものの、彼女自身に対してなんの知識も持たないことに気付かされた。名前だけは、エージェントたちの言葉の端々から知ることができた。だが、彼女がどのような人間であるのか、それについては、ここまで一切考えることもしなかった。


「ボクは、トッププレイヤー。それ以上でも、それ以下でもない。そう、そのはずだった。別に、有名になりたかったわけじゃない。世間に影響力を持つなんて面倒くさいよ。運営に目をかけられるのはすごいことかな? みんなに自慢できる? お金が稼げるから、家族は喜んでくれるって? ああ、なにもかも面倒だ。自由にやらせてくれ。ボクは好き勝手にゲームを楽しみたいだけの一人のプレイヤーで、責任感のない遊び人に過ぎない」


 彼女は好き勝手に、自分を語り出していた。


 エリンの戸惑いなんて気にした様子もなく、だ。


 でも、色々と感情を込めた語り口の合間に、エリンに対する笑みを見せてくる。ほんのわずかな気遣い。あるいは、友好のあらわれだろうか。それもまた、エリンからすれば混乱を引き起こす原因にしかならないけれど、やっぱり彼女は気にした様子もない。


 徹底的なマイペース。


 彼女はどうやら、そんなキャラクター。


 見た目通りの子供みたいで、それと同時に尊大な王様である。


「ボクの生き方は、ボクが決める。他の誰かに口出しされるのはゴメンだ。この自由な仮想世界で、運命なんてレールを敷かれるのは我慢ならない。だから、ボクは神さまなんて奴は大嫌いだよ」


 唐突にも思える、話題の転換。


 エリンは言葉の意味を飲み込むのに時間がかかり、反応が遅れた。


「君はもう、神さまに会った?」


 エリンは思わず、身体を緊張で固くする。


 まったく、何も云えない。


 それはあまりに、予想外の問いかけだった。


 それをどんな風に解釈したのか、カラサワは口調を柔らかくする。


「大丈夫。ここは、運営の手が届かない。神さまの目も耳も、ここまでカバーしていない」


 エリンはそう云われても、何も答えるための言葉を持たない。


 祈り、誓い、心を捧げて、人々は神の信仰者となる。


 信仰者となり、神から加護を与えられても、格別の寵愛がなければ、直接の言葉を賜ったり、ましてや御姿を拝見したりなんてことはできない。


 カラサワの問いかけの意味は、素直に受け取るならば簡単である。


 神と直接顔を会わせられるのは、信仰者の代表たる人物に限られるものだ。


 すなわち、それは神の〈使徒〉と呼ばれる立場に他ならない。


 神に会ったか、その質問はエリンに対し、『お前は使徒なのか』と問いかけているようにも解釈できる。ただの信仰者に比べて、神の代理を務めることもある使徒の加護はとりわけ強い。


 エリンは、カラサワのレッドアリアを破壊した。


 その後、圧倒的な格の違いを見せつけられてしまったものの、エージェントたちが喜んでいたように、一泡吹かせたのは事実である。


 その点を指して、エリンが使徒と疑っているのだろうか。


 理屈の上では、それはわからなくもない話に思えたが――。


 エリンは考えの途中で、首を横に振った。


 違う。


 そうではない。


 根本的なズレを感じ取る。


 大いなる齟齬と、絶対的に何かが噛み合わない気持ち悪さ。エリンは少し前から、この仮想世界というものに対して疑念を抱くようになっている。科学的知識の乏しさ、現代と異世界のあまりにかけ離れた常識、そもそもここはリアルではなくゲームの中という歪な構造――足枷は重く、幾重にも連なっているせいで、エリン自身がいくら考えても自力で答えにたどり着くのは難しそうだ。それでも、違和感に気づくことぐらいは可能だった。


 だから、エリンはこんな風に問い返してみる。


「あなたの云う神とは、なんのことですか?」


 異世界で生まれ育ち、神の加護がそこかしこに渦巻く日常を過ごしてきた人間が、今さら、神の存在に疑問を抱くなんてバカな話はない。エリン自身、言葉にしながらそう思っているけど、ここが要であるともハッキリ感じていた。


 普通、こんな質問をしたら――。


 大笑いされる。


 お前は、何を云っているんだ?


 神とは何か、だって?


 無能力者ノッツだから、神を信じられないのか?


 そんな風にひとしきりバカにされた後に、誰かがきっと神の加護を見せつけてくれるだろう。人理を越えた力を実際に目にすれば、その力を与えてくれた者の存在を否定することはできない。


 エリンは全身を強張らせる。


 果たして、カラサワは笑わなかった。


 まったく、何も。欠片ほどもバカにして来ない。


「なるほど」


 むしろ、彼女は納得したように、真面目な顔でうなずいた。


「ボクの云っている意味が理解できないってわけだね。うん、別に構わない。それは結局、時間の問題であるからだ。ボクは確信している。既に、確信してしまった。NPCたちから聞いたけれど、君は初心者プレイヤーなんだろう? 今日VRMMOを始めたばかりなのに、これだけのトラブルに巻き込まれ、それだけのプレイングを見せつけた。わあ、ビックリ。色々とでき過ぎだ。本当に、偶然とは思えない。偶然であるものかよ。だから、すべては時間の問題であるとボクは云うんだ。君はたぶん遅かれ早かれ、いつか絶対に神さまに出会う」


 カラサワが一瞬、威圧的な空気を纏った。


「ボクが何者か? ボクは、神さまに出会ったプレイヤーの一人だ。ただし、ボクはただのプレイヤーで結構。選ばれたなんて思い上がりは胸糞悪い。やりたいことをやるだけだ。……そう思っていたはずなのに、いつの間にか〈蜃気楼〉なんて二つ名にプライドを持たされて、〈七廃人〉の一人であることを当たり前に受け入れている。ああ、くだらない。君に『何者か』と問われて、なんだよ、云うまでもないだろうって内心思った。そしてすぐに、そんな考え方をするボクが随分と退屈な奴になったことに気付かされた」


 カラサワは、己に腹が立つと云わんばかりにため息を吐く。


 しかし、すぐに気を取り直したように笑い飛ばした。


「正直、君は面白い。ここに来て、『お前は、神か?』って質問は最高だった。勘弁してくれ、ボクはあんなクソババアじゃないよ。……ふふふ、これも、このフィールドだからの発言だね。クソババアなんて罵っているのを聞かれたら、どれだけの最悪なシナリオを用意されるやら」


 エリンはここでようやく、彼女に気に入られたらしいという事実を理解した。


 そしてまた、ここが根本的にエリンの持つ常識が通じない場所であることも――もしかすると、神々の力すら超越した何か途方もない出来事に陥っていると、今さらながら確信を持つに至った。


「たくさん、話をしようぜ。君がどんなキャラクターかも教えてくれよ」

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