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第一章  3話  【昔話】 

 

 ーー昔々ーー


 1匹の龍の神が、この世界にいました。

 龍の神は、2匹の双子の龍をこの世界に産み落としました。

 一方は白き龍。

 そしてもう一方は黒き龍でした。

 白き龍はーー

 平和で皆仲が良く楽しく暮らす事のできる世界が好きでした。

 その為、白き龍は人間や獣人に化け村や町によく遊びに行っていました。

 一方、黒き龍はーー

 戦う事が好きで誰にでも戦いを挑み続け……やがて殺すことに快感を覚えていき虐殺を繰り返す様になりました。

 平和を愛する白き龍は虐殺を繰り返す黒き龍を止めるべく戦いとなり……敗北してしまいました。

 戦いに敗れた瀕死状態の白き龍を助けたのは何処からともなく現れた若き青年でした。

 必死の看病により……一命をとりとめた白き龍はもう一度黒き龍を止めるべく立ち上がります。

 今度は1匹と1人で。

 すると黒き龍にも1人の若き魔女が付いていました。

 それぞれが力を合わせ戦い、激闘の末……決着がつかず……

 互いに傷が癒えるとまた戦いに……

 そんな戦いの日々が続くとーー

 やがて平和の為に戦っていた白き龍と青年をみかねた者達が現れました。

 平和を愛する7人の勇者達。7人の勇者達は白き龍に力を貸しました。

 そして……黒き龍にも虐殺を好む7人の魔王達が現れ手を貸しました。

 やがてその戦いは激化していき、世界中を巻き込む戦いに……

 そして激闘の末……白き龍達が黒き龍を、1000年の封印に成功しました。

 黒き龍が1000年の封印をされると同時にーー

 魔女は何処かえ消えてしまい、7人の魔王達も力を失いました。

 平和な世界を取り戻したのち……7人の勇者達はそれぞれ平和を愛する国を持ちました。

 この世界に1000年間の長いようで短い……一時の平和がもたらされましたとさ。

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