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「黒い天使」短編集  作者: JOLちゃん
「黒い天使・日常短編シリーズ」
134/206

黒い天使短編「黒い天使・小話」5

黒い天使短編「黒い天使・小話」5!



また短いトーク集。


相変わらずギャグ系+裏設定意です。

みんな色々ボケています!



気軽にお楽しみください。


***

<エダの罪>


サクラ「拓ちん。先日拓ちんの部屋(クロベ家客間)探索したんだけど」

拓「あのな。それ駄目だろ」

サクラ「エロ本もエロ動画もなかったけど?」

拓「まず勝手に見るな」

サクラ「てか、我が家じゃん、あそこ。拓ちんは女に興味ないの?」

拓「彼女がほしいと思うけど……エダちゃんのほうが美人で魅力的だし、エダちゃんの笑顔みると後ろめたいし」


サクラ「なる」




※ 完璧美少女弊害




<英語>


飛鳥「あい・うぉんと・ええっと……ごーつー……ナンて読むんやコレ??」

サクラ「何してんのアンタ」

飛鳥「ムキー!!! 英語なんかどうでもええんじゃあー!! 日本人は日本語喋れたらええんや! ビバ日本人!」



ガッツポーズする飛鳥。


サクラ「お前、それここで言う?」


※ 現在地、ここはNY




<救助>


※好きな人と子供が同時に溺れている。どうする?



サクラ「あたし泳げんからユージに連絡」

拓「エダちゃんはユージが助けるから子供かな?」

セシル「ユージさんがエダさん助けるので毛布用意します」

JOL「エダも子供もテレキネシスで同時に」



飛鳥「何で全員エダさんがおぼれてるんや?」



※ エダ大人気!




<海水浴で>




拓「昔、由比ガ浜に三人で海水浴にいったけど、すごかった」

サクラ「何が?」

拓「まずエダちゃんがナンパされる。何度も」

サクラ「うん」

拓「ユージが出ていって退散。もしくはボコる」

サクラ「よくある」

拓「その繰り返しで、客が消えていく」

サクラ「…………」

拓「最後は、エダちゃんは芸能事務所、ユージはプロレス団体にダブル勧誘受けた」


サクラ「…………」




※ むろん海水浴どころではなかった。




<学生時代>


サクラ「ユージってモテた?」

ユージ「モテない」

拓「陰ですごいモテていたけど。背が高いしイケメンだし成績いいし、医大の教授より腕いいし」

ユージ「しらん」

拓「だが女たちはエダちゃんとお前を見て諦めていった。逆もしかり。エダちゃんに恋した男はユージを見て諦める」


サクラ(ロリコンと思われたワケか)


拓「いや……エダちゃんの可愛さを見て、自分のほうが美人だと言い切れる女子って中々いないだろ?」

サクラ「それはそうだけど、やっぱロリコン……」

拓「ま、合コンと部活動も勉強会も行かない。大学終われば即帰宅してエダちゃんと出かけるような奴だしな」

サクラ「その頃からイチャイチャかい」



※ 一面事実




<びっくり>


エダ「えー!? ええっ!? えええっ!? それは……困ります! 辞退は? ……できないんですか? えー……じゃあ寄付します。ええっと口座番号は……」


サクラ「どしたの?」

エダ「ネットで買い物したんだけど、抽選で現金が当たったの。でもお金に困ってないから、貧困者ボランティアに全額寄付したよ」

サクラ「いくら?」

エダ「100ドルだよ」



後日



JOL「寄付通知が来てるJO。……100万ドル」

サクラ「マジ!? え? マジ!??」



エダは額を聞き間違えたのか、それとも本当に欲がないのか、分からなくなる二人であった……。



※ こうしてエダはまた今日も人を救う。





<嘘>



ユージ「嘘は親しい人間にはつかないぞ。悪党にぱつくが」



エダ「そう? 昔あたしに<英語喋れない>って嘘ついたよ? 怒ってないケド」

サクラ「ロリコン隠してるの嘘じゃん? あ、まった、殴るな!」

拓「お前、病院勤務と嘘ついて当直任務を俺に押し付けて、こっそりエダちゃんとデートしてるだろ。知ってるんだぞ?」

JOL「マブダチなのに! 自分たちは特上寿司食べて、オイラのお土産は稲荷寿司だったJO!?」

ロザミィ「昔『エダを妹のようなものだ』って言ったけど、どの口が言ったのかしら?」



ユージ「…………」




結局……全員に寿司を奢らされたユージ。





<家出!>



JOL「ということで練馬にきたJO! むきー」



飛鳥「珍しい。何があったんや?」


サクラ「ユージとエダがね。『犬でも飼う?』『飼ってもいいかも』みたいな会話してて、それ聞いたJOLJUが嫉妬で泣いた」

JOL「オイラというものがありながらー!」


飛鳥「ちょっとマテ。犬と張り合うんかお前?」




※ 尚、ペットの話は流れたw




<風呂>



露天風呂に来たサクラたち。



サクラ「いい湯だ」

飛鳥「まったりやな~」

JOL「極楽だJO」



サクラ「待て。何でお前女湯にいる? JOLJU」



JOL「一人だけのけ者だと寂しいJO」

飛鳥「そういう問題やないやろ!」

JOL「オイラ人間じゃないし、性的興味もないし。120cm以下は女湯入っていいって案内に書いてたJO?」

飛鳥「それ幼児のことや! お前いくつやねん!」

JOL「600歳」

サクラ「出てけ」

JOL「別に誰も迷惑がってないJO? 温泉に動物入ったりするじゃん? お猿さんとかイノシシとかクマとか」

飛鳥「お前、ケモノか?」

JOL「オイラに男も女も関係ないJO~」


サクラ「お前、占いするとき男と女、どっち見る?」

JOL「男」

サクラ「ユージとエダ、一緒にお風呂入るなら?」

JOL「エダ」



サクラ・飛鳥「「えいっ!!」」



男湯に放り投げられたJOLJU!



※ ちなみにJOLJUは子供料金で入浴していた!





<サンマ>



飛鳥「晩御飯はサンマの塩焼きやど~」

サクラ「わーい」

JOL「わーい」

サクラ「やっぱ秋はサンマだねぇ~。米国じゃああんまり食べられないしね」

JOL「蒲焼や刺身もいいけど、やっぱ塩焼きだJO」



ドーン! 



サクラ「って! 一人サンマ半分!? 普通一人一匹でしょ?」

飛鳥「今年のサンマは高いねん」

JOL「オイラ頭のほう~」

サクラ「もっと食べたい。足りん」

JOL「よし! オイラ釣ってくるJO!」

飛鳥「マヂでか!? 釣った事あんのか、お前」

JOL「ないけど、オイラに任せろだJO!」



JOLJUは翌日釣りにいった。JOLJU専用ゴムボートで。

そして……消息を絶った。



飛鳥「サンマって、遠洋漁業やったな」

サクラ「台風発生したらしいよ?」



※ JOLJU、帰国……未定!



黒い天使短編「黒い天使・小話」5でした。


ということで今回第五弾。


サクラたちのくだらない日常ショートショートです。



裏設定的な話もチラホラ。

「AL」ではまだ登場していないけど、ちょこっとロザミアさつんも出てきますw

あいかわらず、サクラが悪ノリしたり、おかしなクロベ・ファミリーの話です。

ユージがいじられるネタが増えてきたような……。


気軽にお楽しみください。



これからも「黒い天使短編・日常編」をよろしくお願いします。


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