黒い天使短編「黒い天使・小話」5
黒い天使短編「黒い天使・小話」5!
また短いトーク集。
相変わらずギャグ系+裏設定意です。
みんな色々ボケています!
気軽にお楽しみください。
***
<エダの罪>
サクラ「拓ちん。先日拓ちんの部屋(クロベ家客間)探索したんだけど」
拓「あのな。それ駄目だろ」
サクラ「エロ本もエロ動画もなかったけど?」
拓「まず勝手に見るな」
サクラ「てか、我が家じゃん、あそこ。拓ちんは女に興味ないの?」
拓「彼女がほしいと思うけど……エダちゃんのほうが美人で魅力的だし、エダちゃんの笑顔みると後ろめたいし」
サクラ「なる」
※ 完璧美少女弊害
<英語>
飛鳥「あい・うぉんと・ええっと……ごーつー……ナンて読むんやコレ??」
サクラ「何してんのアンタ」
飛鳥「ムキー!!! 英語なんかどうでもええんじゃあー!! 日本人は日本語喋れたらええんや! ビバ日本人!」
ガッツポーズする飛鳥。
サクラ「お前、それここで言う?」
※ 現在地、ここはNY
<救助>
※好きな人と子供が同時に溺れている。どうする?
サクラ「あたし泳げんからユージに連絡」
拓「エダちゃんはユージが助けるから子供かな?」
セシル「ユージさんがエダさん助けるので毛布用意します」
JOL「エダも子供もテレキネシスで同時に」
飛鳥「何で全員エダさんがおぼれてるんや?」
※ エダ大人気!
<海水浴で>
拓「昔、由比ガ浜に三人で海水浴にいったけど、すごかった」
サクラ「何が?」
拓「まずエダちゃんがナンパされる。何度も」
サクラ「うん」
拓「ユージが出ていって退散。もしくはボコる」
サクラ「よくある」
拓「その繰り返しで、客が消えていく」
サクラ「…………」
拓「最後は、エダちゃんは芸能事務所、ユージはプロレス団体にダブル勧誘受けた」
サクラ「…………」
※ むろん海水浴どころではなかった。
<学生時代>
サクラ「ユージってモテた?」
ユージ「モテない」
拓「陰ですごいモテていたけど。背が高いしイケメンだし成績いいし、医大の教授より腕いいし」
ユージ「しらん」
拓「だが女たちはエダちゃんとお前を見て諦めていった。逆もしかり。エダちゃんに恋した男はユージを見て諦める」
サクラ(ロリコンと思われたワケか)
拓「いや……エダちゃんの可愛さを見て、自分のほうが美人だと言い切れる女子って中々いないだろ?」
サクラ「それはそうだけど、やっぱロリコン……」
拓「ま、合コンと部活動も勉強会も行かない。大学終われば即帰宅してエダちゃんと出かけるような奴だしな」
サクラ「その頃からイチャイチャかい」
※ 一面事実
<びっくり>
エダ「えー!? ええっ!? えええっ!? それは……困ります! 辞退は? ……できないんですか? えー……じゃあ寄付します。ええっと口座番号は……」
サクラ「どしたの?」
エダ「ネットで買い物したんだけど、抽選で現金が当たったの。でもお金に困ってないから、貧困者ボランティアに全額寄付したよ」
サクラ「いくら?」
エダ「100ドルだよ」
後日
JOL「寄付通知が来てるJO。……100万ドル」
サクラ「マジ!? え? マジ!??」
エダは額を聞き間違えたのか、それとも本当に欲がないのか、分からなくなる二人であった……。
※ こうしてエダはまた今日も人を救う。
<嘘>
ユージ「嘘は親しい人間にはつかないぞ。悪党にぱつくが」
エダ「そう? 昔あたしに<英語喋れない>って嘘ついたよ? 怒ってないケド」
サクラ「ロリコン隠してるの嘘じゃん? あ、まった、殴るな!」
拓「お前、病院勤務と嘘ついて当直任務を俺に押し付けて、こっそりエダちゃんとデートしてるだろ。知ってるんだぞ?」
JOL「マブダチなのに! 自分たちは特上寿司食べて、オイラのお土産は稲荷寿司だったJO!?」
ロザミィ「昔『エダを妹のようなものだ』って言ったけど、どの口が言ったのかしら?」
ユージ「…………」
結局……全員に寿司を奢らされたユージ。
<家出!>
JOL「ということで練馬にきたJO! むきー」
飛鳥「珍しい。何があったんや?」
サクラ「ユージとエダがね。『犬でも飼う?』『飼ってもいいかも』みたいな会話してて、それ聞いたJOLJUが嫉妬で泣いた」
JOL「オイラというものがありながらー!」
飛鳥「ちょっとマテ。犬と張り合うんかお前?」
※ 尚、ペットの話は流れたw
<風呂>
露天風呂に来たサクラたち。
サクラ「いい湯だ」
飛鳥「まったりやな~」
JOL「極楽だJO」
サクラ「待て。何でお前女湯にいる? JOLJU」
JOL「一人だけのけ者だと寂しいJO」
飛鳥「そういう問題やないやろ!」
JOL「オイラ人間じゃないし、性的興味もないし。120cm以下は女湯入っていいって案内に書いてたJO?」
飛鳥「それ幼児のことや! お前いくつやねん!」
JOL「600歳」
サクラ「出てけ」
JOL「別に誰も迷惑がってないJO? 温泉に動物入ったりするじゃん? お猿さんとかイノシシとかクマとか」
飛鳥「お前、ケモノか?」
JOL「オイラに男も女も関係ないJO~」
サクラ「お前、占いするとき男と女、どっち見る?」
JOL「男」
サクラ「ユージとエダ、一緒にお風呂入るなら?」
JOL「エダ」
サクラ・飛鳥「「えいっ!!」」
男湯に放り投げられたJOLJU!
※ ちなみにJOLJUは子供料金で入浴していた!
<サンマ>
飛鳥「晩御飯はサンマの塩焼きやど~」
サクラ「わーい」
JOL「わーい」
サクラ「やっぱ秋はサンマだねぇ~。米国じゃああんまり食べられないしね」
JOL「蒲焼や刺身もいいけど、やっぱ塩焼きだJO」
ドーン!
サクラ「って! 一人サンマ半分!? 普通一人一匹でしょ?」
飛鳥「今年のサンマは高いねん」
JOL「オイラ頭のほう~」
サクラ「もっと食べたい。足りん」
JOL「よし! オイラ釣ってくるJO!」
飛鳥「マヂでか!? 釣った事あんのか、お前」
JOL「ないけど、オイラに任せろだJO!」
JOLJUは翌日釣りにいった。JOLJU専用ゴムボートで。
そして……消息を絶った。
飛鳥「サンマって、遠洋漁業やったな」
サクラ「台風発生したらしいよ?」
※ JOLJU、帰国……未定!
黒い天使短編「黒い天使・小話」5でした。
ということで今回第五弾。
サクラたちのくだらない日常ショートショートです。
裏設定的な話もチラホラ。
「AL」ではまだ登場していないけど、ちょこっとロザミアさつんも出てきますw
あいかわらず、サクラが悪ノリしたり、おかしなクロベ・ファミリーの話です。
ユージがいじられるネタが増えてきたような……。
気軽にお楽しみください。
これからも「黒い天使短編・日常編」をよろしくお願いします。




