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「黒い天使」短編集  作者: JOLちゃん
「黒い天使・日常短編シリーズ」
133/206

黒い天使短編「黒い天使・小話」4

黒い天使短編「黒い天使・小話」4



また短いトーク集。

相変わらずギャグ系+裏設定意です。

気軽にお楽しみください。



「黒い天使」小話4!



***


<神の技>



JOLJUは<時間>を止められる。 だがやらない!


飛鳥「なんでや?」

サクラ「懲りた」

飛鳥「何がや?」

サクラ「好奇心で、前に一回だけやらせて懲りた。あたしは四次元対応できるから、止まった世界も知覚できる。動けないけど」

飛鳥「JOLJUは動けるんか?」

サクラ「本人が動けなかったら、ギャグじゃん。だけど問題が起きたのはその後」

飛鳥「何や?」

サクラ「あいつ全宇宙の時間止めてサ。そしたら宇宙のLV3、4の神が『何で止めたの?』って、事情を聞きに近隣の銀河からわんさか来た」


飛鳥「近所トラブル!?」

サクラ「JOLJUが『好奇心でなんとなく』って答えたら納得して帰って行った」

飛鳥「あいつの信用度はその程度か!?」



※ 全宇宙にご迷惑。




<時止め2>



飛鳥「しかし時間停止で全宇宙止めるってどうなんや?」


サクラ「一番パワーいるけど一番楽だかららしい。 暑いぞー! 太陽消した! くらい短絡」

飛鳥「確かに涼しくなるな」

サクラ「その代わり数分で太陽系が破壊されるけどね」

飛鳥「大迷惑や。そりゃ文句いいにくるわ」

サクラ「他に簡単な方法や空間限定もあるけど、調整や演算細かくて面倒らしい」

飛鳥「そういうトコがJOLJUらしいな」



※ すごいのか、すごくないのか……。





<少女漫画>



サクラ「そういえば、あんま少女漫画読まないな。家にあるのってエダのばかりだし」

祐次「エダとJOLJUは読むからな」

サクラ「ユージは読まないの?」

ユージ「読まん」

サクラ「なんで? 面白いのもあるゾ?」


ユージ「少女漫画なんて。大体誰が見ても付き合っているような男女が告白できないでドタバタしているのはみっともないだろーが。男がヘタレなだけだ。男ならさっさと告白しろ」



サクラ「…………」



何年も少女への愛を告白しなかった男の弁。




※ 本日の「お前がいうな」!





<恋愛相談>



サクラ「ユージって恋愛相談、された事ないでしょ?」


ユージ「ないな」


サクラ「ユージ相手に相談しても、ね」

エダ「頼りになるのに。お医者さんだからかな?」

サクラ「特殊性癖が知られてるからじゃない?」



ゴン! 殴られた。



ユージ「そういえば大学時代もなかったな。周りは恋愛がどうこう騒ぐ浮かれた馬鹿ばかりだったのに。なんでだ?」



拓(実はサクラが正解なんだが……お前、大学の頃からエダちゃんしか見えてなかったし)




ある意味恋愛完成形に到達している男に相談しても仕方がない。




※ えだぴー防壁!





<JOLJUにとって>




サクラ「ユージ」

JOL「マブダチ!」

サクラ「エダ」

JOL「まいらばー!」

サクラ「拓ちん」

JOL「戦友!」

サクラ「飛鳥」

JOL「悪友!」



サクラ「あたし」

JOL「弟子?」


サクラ「破門!!」



JOL「師弟が逆だJO」



※ まぁ……家族です。




<拓ちん>



サクラ「拓ちん、いつカノジョつくんの?」


拓「いいだろ、別に」

エダ「拓さんは<いい人>だよ? 少女漫画とかヒロインが好きになるタイプだよ」

サクラ「地味な女の子が好きになるけど鈍感で気付かず何事も起きないタイプだな♪」

エダ「<いい人>だもん」


拓「…………」




※ いい人=恋人対象外





<美少女の差>



サクラ「美少女は得だ。エダなんか、色んな店でオマケしてもらえるし、皆優しいし」

飛鳥「エダさんの魅力やろ?」

サクラ「美少女というならサクラちゃんだって。サクラちゃんは絶世の美少女だぞ?」

飛鳥「顔はな」


サクラ「だが! ウチの周り、誰もあたしを美少女としてチヤホヤしてくれないんだけど?多分アレだ。答えはエダだ! あの連中、あたしやエダ並の美少女を見慣れすぎて、これが普通だと思ってるんだ! つまり、皆ありがたみがないんだ! サクラちゃんがいかに美少女か!」



飛鳥「一理ある」

サクラ「だろ?」


飛鳥「見た目同レベルなら中身の問題や。お前クソガキ、エダさん天使」



※ ぐうの音も出ないサクラ。





<ここだけの話>


JOL「オイラ戦争経験者でエースパイロットだった~(「蒼伝」)しかもトップクラスだJO!」


サクラ「あたしはユージとエダの過去全部知ってる。で、家族になった。ついでにJOLJUの悪事も大体知っている」


飛鳥「昔、悪戯で小学校に放火したで。小火ですんだけど、危うかった!」



※ 規模しょぼいけど飛鳥が一番ヤバい?





<殺人カウント>


※これまで殺した人の数は?



拓ちん「40人くらいかな? ユージの巻き添えもあるし、凶悪犯もいるし、仕事だし」

ユージ「多分300人くらいはいるんじゃないか? 多いときは週3で殺し屋チームに襲われたときもあるからな。ああ、異星人を抜いて、な」

サクラ「あたしのせいじゃないけど大体1500人くらい?」

JOL「責任とれといわれたら何億だろう?」



エダ・飛鳥「ゼロ」



※ 大量虐殺者ファミリー




<ロリコン?>



サクラ「質問!」

ユージ「ん?」

サクラ「出会った時からエダは特別だったんだよね? でも<美少女>だからじゃないんだよね?」

ユージ「ああ」

サクラ「エダが<美少年>だったら?」

ユージ「俺はゲイじゃない。男に興味ない」

サクラ「エッチ目的ないなら関係ないじゃん? 見た目一緒みたいなもんじゃん?」

ユージ「どういう理屈だ?」

サクラ「だってエッチ目的じゃないなら男も女も関係ないじゃん? 可憐な美少年で見た目も一緒でも結果は一緒じゃん? つまり! ユージは<美少女>のエダに惚れた、正真正銘のロリコン!」


ユージ「殴るぞお前」


サクラ「そこだ! <美少女好き>の癖に、何故に超美少女のサクラちゃんには厳しい!」



ユージ「<娘>だろ、お前。俺は親だ」



※ 解決




<夢>


※貴方の夢は?



飛鳥「世界一の探偵」

サクラ「お前らしいな」

ユージ「犯罪者が消える事」

サクラ「失業するじゃん」

エダ「戦争と犯罪のない世界かな」

サクラ「それ夢?」

JOL「うな重と特上寿司と栗羊羹、腹いっぱい!」

サクラ「二万円で足りるな」




※ サクラの夢はない



<女の敵>

※キライな女のタイプ



ユージ「巨乳女」

サクラ「ロリコンだから?」



サクラ、殴られる。



ユージ「手術が大変なんだ。触診も開胸手術も邪魔で仕方ない。女だから手術跡も手が抜けないし自意識過剰だし俺見て媚るし、うざいんだ」

サクラ「胸が大きい女は女子力自意識強いしねー」




※ 女性のセックスアピール全否定する医者




<元現役>


テレビを見ていて……。



「王にでもなったつもりか!」



ロザミィ「<王>って大変なのに? ノブレス・オブリージュって言葉、あるんでしょ? 責任と義務を考えたら絶対割に合わないと思うけど。自由はないし」


サクラ「そだね」



「貴様は神にでもなったつもりか!」


JOL「もうしたくない」


サクラ「アンタが上手くやっていたとは思えんけど」




※ 二人は今ニート




黒い天使短編「黒い天使・小話」4でした。



ということで今回第四弾。

サクラたちのくだらない日常ショートショートです。


裏設定的な話もチラホラ。

あいかわらず、サクラが悪ノリしたり、おかしなクロベ・ファミリーの話です。

気軽にお楽しみください。


これからも「黒い天使短編・日常編」をよろしくお願いします。

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