黒い天使短編「黒い天使・小話」2
黒い天使短編「黒い天使・小話」2
いつものメンバーが繰り広げるショートショート集! 第二弾!
ほとんどコメディです。
サクラの暴走ぶりが極まっています。
セリフメインなので気軽に楽しんでください。
***
<焼きそばの作り方>
エダ「ウスターソース、中濃ソース、オイスターソース、あとは隠し味でちょっとお醤油かな? かつおぶしと小ネギ、からしマヨネーズ添えて」
飛鳥「おたふくの焼きそばソース! あとマヨ!」
JOL「付属の粉末ソース」
サクラ「UFOかペヤング」
飛鳥「サクラ。それ料理か?」
サクラ「ウマいじゃん! いいじゃん!」
※ この生意気な小娘は料理をする気がない。
<怖い話>
飛鳥「サクラとな。幽霊が出るっていう橋に行ったんや。すっごくヤバい雰囲気あってな!」
セシル「ふむ」
飛鳥「そしたら、サクラが誰かと喋っとる! そこには誰もおらへん!! 思わず悲鳴を上げてサクラを川に突き飛ばした!」
そしてサクラは橋の下に落ちていった。
が……すぐに飛んで上がってきた。
サクラ「(空飛びながら)押すな! 川に落ちかけたじゃん!」
飛鳥「すまんすまん。あはははっ♪」
セシル「いや、サクラじゃなかったら人殺しです、飛鳥」
※ 危うく前科者……。
<ぶっちゃけ女子会>
サクラ「ある日リビングでエダとユージがねー、二人で盛り上がってたんだ」
エダ「さ、サクラ!?」
サクラ「エダが楽しそうに上から攻めててさ」
エダ「(赤面)!」
サクラ「笑いながらユージの体力無くなるまで激しかった♪」
エダ「ユージが先にダウンしちゃった。すぐ二回戦始めたけどね」
サクラ「男らしくないなぁ~」
※ 格闘ゲームの話
<日本と米国どっちかに永住・出れない>
サクラ「米国」(ファーストフード好き&安い)
JOL「日本」(釣りと魚料理好き)
ユージ「米国」(銃がある。医療報酬の差)
えだぴー「日本」(治安安心。外食色々、食材豊富。物価が安い)
拓ちん「日本」(教員免許があるのは日本だけ。煙草が安い)
セシル「米国」(なんとなく)
飛鳥「見事に分かれた!」
※ ちなみに全員米国人である。
<家出>
サクラ「ユージのアホ! もう家に帰らん! 飛鳥、練馬に定住するぞ!」
飛鳥「それはそれで迷惑やが、何したんや?」
サクラ「ユージのギター弄ってたら弦が切れた。殴られた」
飛鳥「お前が悪いやん」
サクラ「もうあの男の世話にはならん! サクラちゃんは独立する!」
飛鳥「いや……そもそも、我が家の下宿かて、ユージさんが下宿代出しとるんやが?」
そこに電話が。
JOL「今晩鉄板焼き食べに行くけどサクラはどうするJO?」
サクラ「帰る♪」
飛鳥「チョロい」
※ 所詮は子供だった。
<悪党の末路>
悪党「復讐だ! お前の家族を襲ってやる! <死神捜査官>!」
ユージ「やめろ!」
五分後……また電話が。
サクラ「あ、ユージ? なんかサクラちゃん襲ってきたチンピラがいたからJOLJUとボコったんだけど、殺しとく? 死体は海? 山?」
ユージ「だからやめろっていったのに」
サクラ「え? どうしたらいいの?」
ユージ「殺すな。近くの警官に突き出せ」
生半可なチンピラがサクラに勝てるはずがない。
こうしてNYは今日も平和である。
<料理の味見>
エダ「しないなぁ…」
飛鳥「ウチもあんませえへん」
※ 料理上手い人はあまりしない。
※ 料理できない派
セシル「したことないですね」
ユージ「しない」
サクラ「しない。そもそも料理しない」
飛鳥「あんたらは味見しようや。上達せえへんで」
JOL「オイラ、しょっちゅうするJO!」
飛鳥「お前のは味見やなくて、つまみ食い」
※ 個性はっきり
<飛鳥が死んだら>
セシル「香典3万でいいですか?」
マリー「天国にいけるよう祈るのデス!」
サクラ「通夜のスピーチでも考える」
JOL「特上の墓石用意するJO!!」
飛鳥「わかった。お前らの性格がよーーーーく分かった」
※ 誰か一人くらい悲しんであげましょう。
<もしエダが死んだら>
セシル「立ち直れない」
飛鳥「困る」
ロザミィ「(異星人の超文明で)生き返らせる」
ユージ「(JOLJUを脅して)生き返らせる」
サクラ「(自分かJOLJUが)生き返らせる」
JOL「(問答無用で)生き返らせる!」
エダ「嬉しいけど……あたしには死ぬ自由はないの……かな?(笑)」
※ 死ぬつもりはないけど……喜んでいいのか困ればいいのか?
<もしユージが死んだら>
エダ「想像できない」
飛鳥「ウチ、あんま関係ないやん」
セシル「自殺します」
サクラ「重い奴がここにいたゾ」
飛鳥「サクラは?」
サクラ「とりあえず生命保険と家の権利書と車と預金をあたしに書き換える! ついでに年金も」
JOL「生き返らせる!」
サクラ「色々ルール違反だ!」
※ お前もだ! サクラ!
<お小遣い>
サクラ「小遣いアップしろ~」
ユージ「お前何に金使うんだ? 飯代と交通費は別に出しているだろ? というかお前使いすぎだ」
サクラ「何ドル使ってた?」
電子マネーの使用履歴はユージのところにいく。
ユージ「245ドル」
サクラ「世界中いってるんだし、ご飯代込みなら大して使ってない」
ユージ「週だぞ」
サクラ「……」
※ ちなみにエダの小遣いが月500ドル
<父の日>
サクラ「ユージよ。プレゼントの代わりに、散髪してあげよう♪」
ユージ「いらん」
サクラ「そういうな♪ いい加減後ろ髪伸びてるから整えてあげよう」
結局やることに。
ユージ「後ろ髪をちょっと揃えるだけでいいからな」
サクラ「はいはい。お客さん痒い……」
手が滑った!
ジョキリ! ……バサッ!!
サクラ「……(滝汗)」
サクラは逃走したww
※ ちなみに髪はJOLJUが修復し元に戻った。
<娘の策略>
サクラ「先日、家族で温泉旅行に行ったんだよ」
飛鳥「ふむ」
サクラ「ユージめ、早く寝ろって煩いし。サクラちゃんだってマッタリしたいのに」
セシル「邪魔です。カップルで楽しませてあげないと」
サクラ「だからってのけ者は面白くない!」
 
サクラ「だから夜中『怖い夢みたー一緒に寝て』って嘘泣きしてロビーに電話してやった! 直後に部屋の電話がなった! で、三人で寝た。あっはっはっはっは♪」
飛鳥・セシル「お前最低」
※ この小娘は時々子供っぽい悪戯をする。
黒い天使短編「黒い天使・小話」2でした。
ということでほのぼの小話第二弾!
あいかわらず、ちょっと暴走気味のサクラ!
あとはJOLJUや飛鳥もボケたり暴走したり。
基本この三人が暴走というかネタになっています。
なんか段々サクラがコメディアン化してきたような……
ということでこれからも「黒い天使短編・日常編」をよろしくお願いします。




