モンスターとの戦い弍
ガラガラ、
『皆様、おはよう』
松平が、いつもには、無いような笑顔で挨拶をして来た。
《おい、誰か知らないか、あいつが機嫌いい理由。》
《この世も末ね、》
なんて、いう奴らもいる。だが、知っているのは、多分この俺だけ。いや、俺がさせたのかもしれない。そー、あれは、補習、いや、戦いの中でだ、
ちょっと、機嫌をとったら、こうなった。
まぁ、俺にとったら、寝れる最高のチャンス‼︎先に寝させてもらおう
すると、遊が
『先生、汶君が寝てまーす。』
はっ、いいやがった、さすが学級委員長と言うところか、しかし俺は、負けないこの状況を変えて見せる。
『いやぁ、先生の授業は寝ててもわかるぐらい、分かりやすいからですね〜』
すると、松平はさらに機嫌をよくする。無駄な話を長々と、まぁ、なんだかんだで、休み時間に。
俺は、学校裏にある巨体樹に向かう。すると、先に遊と一郎とエミナが待っていた。何故だかは、わからないがほとんどがこの四人は一緒にいる。
何も、喋ることがないことを察したのかエミナが今日の松平の聞いてきた。
『ね〜、今日の平松先生ちょっと機嫌良くなかった?』
『うん、なんか松平の様子おかしかった。汶あんたなんかやった?』
エミナの言葉に反応して遊が言う。
これを話すと長くなる、なんとかしてごまかさないと、
『えー、私は何も知りません。一郎君がやったことです。』
と流すスタイルで。
『いや、待て遊、俺、なんにも知らないから。おい、汶、本当は、どうなんだ。』
『はぁ、対に言うときが来たか。それは』
口を開こうとしたとき、誰かがこちらに向かって来た。