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婚約者がいる男に言い寄る令嬢が、学園にやってきた

作者: 井上さん
掲載日:2026/03/09

何でヒロインは、ピンク髪なんでしょうね?

「ねぇ…私、まだ学園に来たばかりで馴染めなくて…相談に乗ってほしいの」


 ピンク髪の女生徒が、男子生徒に話しかける。


誰もいない学園の廊下。

途中から転入してきたピンク髪の女生徒が、目を潤ませながら、男子生徒に迫る。


「相談に乗るのは良いけど、2人きりにはならない。婚約者に誤解されたくないんでね」


 男子生徒が答える。


「他の人には聞かれたくないの」


 ピンク髪の女生徒が、目を伏せる。


「なら、他を当たってくれ。私は婚約者が大事だから」


 男子生徒は、ピンク髪の女生徒から走って逃げた。


「なんなのよ!もう!」


 取り残されたピンク髪の女生徒は、地団駄を踏んだ。



 そんな事が何度も繰り返された。





 ある日の放課後。


「誰も相手にしてくれない…何で!?」


 その時、後ろから声が掛かった。


「毎年必ず、私はヒロインよ!と言いながら、婚約者がいる男に言い寄る令嬢が沸いて出るんだよね」


 振り返ると、クラスメイト達がいた。


「だから、男子生徒に注意があるんだ」


「そんな令嬢と付き合うと、婚約破棄されて破滅するぞ、と」


「過去に何度も、婚約者より、ヒロインを名乗る令嬢を優先した男は、婚約者から婚約破棄されて、家からは勘当されて、平民になって、苦しい生活をしている」


「同じ過ちを犯さないように、皆、気を付けているんだ」


「今年もやっぱり出たね」


 クラスメイト達のそんな言葉に、ピンク髪の女生徒は、ガッカリした。


「私はヒロインなのに〜」

読んでいただきありがとうございます

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