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星が眠った夜

作者: カラス・K

 


 全てが眠るあの空の向こう側で、人の肥大化した夢は何処までも木霊する。


 星空よ彼らを嘆き給え。 


 何度、人の首を垂れるのを求めなければならないのか………星よ彼らを十字架へ導き、眠り給え。


 嘆き、歓喜、怒りが何も残らず悔いる事も無く眠る。


 孤独の罰…………人よ滅びて眠れ。


 未だ木霊する渦巻いた叫び声は誰の物か、今や遠き夢の彼方。


 もう………何も聞こえない。


 騙し合い、憎しみ合い、善悪の彼岸は星空の果てに胡蝶となり傷つけ合いながら飛んで行く無慈悲な夢。


 星よ永久に眠り、無意味な償いをするのは誰なのか? 


 暴かれてゆく私の醜い夢。


 何も聞こえ無い………穢れた人の永久なる叫びなど。


 そして全てが眠った孤独の罰。

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