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85『頭狂日記』
85『頭狂日記』
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頭狂日記だって、日記文学なんだと、人は言うのだろうか。少なくとも俺は、そんな風に思ってはいるが、標的者にならぬように、缶コーヒーの缶で、銃弾を受け止める、と言った意味においても、缶コーヒーを買っている、はずがないだろう、そうだろう。
美味しいから買っているんだよ、と俺は声高らかに宣言するだろうし、それが当たり前だと思っているし、而して、今日も頭は狂であるから、俺は何度も、言うだろうな、今日も狂、今日、狂、ってね。自由な場所だよ、本当に、頭狂日記は。




