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65『頭狂日記』

65『頭狂日記』



頭の今日も、狂っていた感は否めない。しかし、同時的に、脳裏をコーヒーが掠める時に、頭狂日記は執筆されるのである。難しいことはない、ただ極楽浄土へ行くための階段を上る時に、コーヒーを手元に置いて置くだけだ。


だから、日常でコンビニによっても、缶コーヒーを眺めているだけで、充足するという、まさに狂なのである。狂が今日なのではなく、今日が狂なのであって、物事は、常に単純に遂行されることが、頭狂日記を書く意味なのである。

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