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486『頭狂日記』
486『頭狂日記』
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頭狂であるからして、書ける日記は、頭狂日記にならざるを得ない、というようなペシミスティックなことではなく、非常に自由で、安息の場である、この場、については、俺は感謝しかない、って感じです。まさしく、コーヒーも受容してくれるから、ありがたいのである。
とは言え、執筆作業が、虚しいかと聞かれたら、俺は、一種の反論をするだろう。何故なら、俺はこの場に救済されているのだから、虚しいはずがない、と言うだろうね。きっと。反論しないタイプの俺でも、頭狂日記については、反論し、ここを保護するのであるよ、って感じです。




