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444『頭狂日記』
444『頭狂日記』
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難しいことだ、頭狂日記というものが、どこへ向かうのかを、知ることは。しかし、俺は、余り考える必要はないと思って居る。頭狂日記が、自然消滅するのが、今年なのか、はたまた、死に際までなのか、コーヒーを飲みながら考えても、良く分からない。
ただ、安息の場、であることが、非常に重要なのである。ここに来れば、俺は革命を何度も成し遂げられるだろうと、思うに至る。頭が狂、今日も狂、っであるからして、それは、自然と、生活に入る、頭狂日記なのであるから。




