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430『頭狂日記』

430『頭狂日記』



頭狂だろ、俺はそう、頭狂、であるから、それはもう、それで良いんだ。逃れられない、この日記文学からは、それでいて、安息の場でもあるから、不可思議なことだよな、と言いたい。しかし実際、安息の場なのであって、頭狂日記には、崇拝の念を持って居るのだ。


馬鹿なんだろうか、頭狂日記を書いていることは。分からないな、ただ、俺は俺で、俺を正気に保つために、何とか、安息の場でコーヒーを飲みながら、この文学を続けている、ということなんだ。

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