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388『頭狂日記』

388『頭狂日記』



強烈な睡魔に襲われ、眠気の中で書いたものは、何か神秘めいて居る。そんな場所とは乖離された場、それが、この何でもないような日記文学としての、頭狂日記である。安息の場、であり、また、コーヒーとともに、落ち着いて書ける場所だ。


頭が狂だってさ、そんな風潮も、俺は気にせずに、今日の狂を書くのである。そう、頭が狂なのだ。頭狂日記なのであるからして、どこまでも続く、この日記を、頭狂日記と俺は呼ぶのである、って感じだな。

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