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363『頭狂日記』
363『頭狂日記』
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頭狂日記において、俺はカフェインとともに、安息を希求して、やって来る、云わばトポスとしての、役割を果たしているのだ。それは、長い長い年月の執筆によって得た、俺の特権ではある。そうではあるが、俺は俺の為に、この場に来ていることは否めない。
それでも、感謝なのであって、もう、頭狂日記がなければ、俺は自滅するだろう。どうなるかって、そんなことは分からないが、一種の再生のために、やって来るのだ。何、簡単なことだ、パソコンを開いて、頭狂日記に、アクセスすれば良いのである。




