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323『頭狂日記』
323『頭狂日記』
㈠
頭狂日記を書き始めて、もう随分と経つ。よくもここまで、書けたものだ、ということよりも、俺にとってここが、安息の場だった、ということが、長続きした要因だろう。何れにしても、頭は狂なのだから、書き易い訳だ。
頭が狂って何、って感じだが、まあ、俺にも良く分からないさ、そんなに詰問しないでくれよ、と言うだろう、頭狂日記の存在の意味を聞かれたら。聞かれたらね、聞かれないと思うけれど。多分ね、うん。
323『頭狂日記』
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頭狂日記を書き始めて、もう随分と経つ。よくもここまで、書けたものだ、ということよりも、俺にとってここが、安息の場だった、ということが、長続きした要因だろう。何れにしても、頭は狂なのだから、書き易い訳だ。
頭が狂って何、って感じだが、まあ、俺にも良く分からないさ、そんなに詰問しないでくれよ、と言うだろう、頭狂日記の存在の意味を聞かれたら。聞かれたらね、聞かれないと思うけれど。多分ね、うん。
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