314/675
314『頭狂日記』
314『頭狂日記』
㈠
狂いに狂って、おかしなことになったよと、言う俺の言葉は、コーヒーの上に浮かぶ水連の様だ。それにしても、である。頭狂日記が一体、何の役割を果たすのか、それは、俺にはわからないことだ、ただ、安息の場であることだけは、確かなんだ。
日記、であるが、日記文学である。ここに、一つの危機なる点がある。俺は果たして、小説家だろうか。神は頷きながらも、目を逸らしたので、俺はまだ、頭狂日記を書くことが、出来るのだ。
314『頭狂日記』
㈠
狂いに狂って、おかしなことになったよと、言う俺の言葉は、コーヒーの上に浮かぶ水連の様だ。それにしても、である。頭狂日記が一体、何の役割を果たすのか、それは、俺にはわからないことだ、ただ、安息の場であることだけは、確かなんだ。
日記、であるが、日記文学である。ここに、一つの危機なる点がある。俺は果たして、小説家だろうか。神は頷きながらも、目を逸らしたので、俺はまだ、頭狂日記を書くことが、出来るのだ。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。