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31『頭狂日記』
31『頭狂日記』
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流石に、頭狂日記も、形式を帯びて来たな、と思う訳だ。そもそもが、日記という形式は、非常に書きやすい。まあ、小説っぽい日記ですが、日記と言えば日記。日記は、その日の出来事や、感受性にまつわる様々を書けば良いのか分からないが、まあ、何でも良い。頭狂だから。
頭狂だから、何を書いても、頭狂だな、って感じがするし、結句、訳の分からないことでも、許されるのかもしれない、かもしれないが、とにかく、これは、頭狂日記であることだけは、間違いはないのである。




