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275『頭狂日記』
275『頭狂日記』
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今日も狂してましたってね、そういう風に言うんだよ。俺の安息の場として、そういう風に言ってやるんだよ。ここは頭狂日記だから、何が何でも、狂って居るんだ。向うから遣って来たものが、透明な俺を通過して、後方へ進んで行く。何、これは、カフェインの魔力の幻視だろう。
そんな風に、頭狂日記、書いてます。はい、楽しいです。頭が狂、何だってまたこんな風になっちまったんだ、しかし、生きているからには、少しは狂わないとね、一つのエッセンスだね、そう思う今日この頃です。




