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255『頭狂日記』

255『頭狂日記』



この国がどうなるかなんて分からないけれど、頭狂だけが、俺の神髄だったとすれば、この国のかたちを、それぞれ考えて来た学者が、一言で黙るようなことを、云われているようなものだ。実に寂しいが、それもまた、頭が狂している今日だからなんだろうな。


未来を見ることは出来ないけれど、未来を予測することは出来る。それを予見という。カフェインが切れたって、今日も俺は小説を書いて居る。誰のために、自分のために。

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