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250『頭狂日記』
250『頭狂日記』
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頭狂で、今日も、頑張ってます、的なことを言うほど、時間がある訳ではない俺は、即座に、少量のコーヒーを用意して、パソコンに向かい、文字を打つ。頭の状態としては、狂、という状態である。やはり、そのことをここに書き込まねばならない、頭狂日記であるから。
頭狂日記は、依然として、安息の場、であるが、それ以上に、神との対話の様なものだ。そうだろ、と呟けば、お前はまだ頭狂日記を書いているのか、どこまで続くやら、と返答するから、俺にも分からない、と神に答えたまでだ。




