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241『頭狂日記』
241『頭狂日記』
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不確かなる確か、確かなる不確か、しかしどうだろう、頭狂日記においては、これらは対立概念ではないのであろう。そう思う俺は、ただひたすら、パソコンを前にして、文字を打して行くのだ。これこそが、頭狂日記の一裏側でもある。他にも、方法論的裏側は有ると思うが、無自覚だ。
それにしても、頭が狂するってだけで、よくもここまで、書いて来れたものだ。吐血しそうな感覚の時も、ないではないが、カフェイン、そう、少量のカフェインで胡麻化して、俺は前へと進むのみだ。




