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206『頭狂日記』
206『頭狂日記』
㈠
今日もさ、明日もさ、明後日も、頭は今日のように狂しているだろうから。そうだろうから、俺は俺を止めないでいる。俺は俺を止めたら、もう書くこともなくなったら、どこかでくたばるのだろうか。分からないな、しかし、頭狂日記は、ここに置き去りにして行くだろう。
どうにもこうにも、上手く行かないんだ、そんな調子さ。それでも、頭狂日記は、俺の安息の場だ。そういう訳だから、安息の場に、戻って来たい、冥土から。
206『頭狂日記』
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今日もさ、明日もさ、明後日も、頭は今日のように狂しているだろうから。そうだろうから、俺は俺を止めないでいる。俺は俺を止めたら、もう書くこともなくなったら、どこかでくたばるのだろうか。分からないな、しかし、頭狂日記は、ここに置き去りにして行くだろう。
どうにもこうにも、上手く行かないんだ、そんな調子さ。それでも、頭狂日記は、俺の安息の場だ。そういう訳だから、安息の場に、戻って来たい、冥土から。
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