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17『頭狂日記』

17『頭狂日記』



気楽に行こうよ、そんな風に思う訳である。たいしたこともない癖に、俺は小説家気どりだった訳だ。訳の分からない、日常というやつに、丸め込まれて、些か、有頂天だった訳でもある。まさに、頭狂日記、という感じが適当だな。


どこに行けば、我々の我々は、覚醒するのか。それは水さ、コーヒーを少なくして、水を飲めば良かったんだ、今更気付いたんだ。それが、当たり前に、正解だった、ということにね。思い出したんだ。

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