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160『頭狂日記』

160『頭狂日記』


狂いに狂った、頭狂日記において、それが、何某の何某、とでも言おうか、訳の分からない人物設定で書かれた小説が書けないことから、独白としての文体となるあ小説を書きながら、バランスを取るために、頭狂日記を書いている訳である。


頭が今日も、コーヒーによっても、バランスを取れていることは確かだし、まあ、先案じせずに、自由に書いているこの安息の場の、頭狂日記は、ここがなくなれば、また、苦悩を背負った小説家で居るしかないだろうが。

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