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150『頭狂日記』
150『頭狂日記』
㈠
頭狂日記、忘却日記でも良いんじゃない、という声が聞こえてきそうだが、そうはいかない、という訳なのである。ここは、何かを忘れるためではなく、安心を得る場所としての、頭、そう、頭狂日記なのであるからして、それが正解なんだろう。
換言すれば、頭が狂ってるんだ、って言い放つ感じの、頭狂日記だからね、俺は何度でも言うよ、という意味不明の文言は消失し、ただ、自然なまでの頭狂日記という言葉が、血液内で脈を打つのである、頭が狂する如く。
150『頭狂日記』
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頭狂日記、忘却日記でも良いんじゃない、という声が聞こえてきそうだが、そうはいかない、という訳なのである。ここは、何かを忘れるためではなく、安心を得る場所としての、頭、そう、頭狂日記なのであるからして、それが正解なんだろう。
換言すれば、頭が狂ってるんだ、って言い放つ感じの、頭狂日記だからね、俺は何度でも言うよ、という意味不明の文言は消失し、ただ、自然なまでの頭狂日記という言葉が、血液内で脈を打つのである、頭が狂する如く。
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