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129『頭狂日記』

129『頭狂日記』



頭狂、それは恐ろしいことだ、とは思はない。現に、頭狂している人だって、雑踏には沢山いる訳で。それを理解していれば、何かが起こる時に、その頭狂を認めよう、という風にコーヒーを飲みながら、思考していたところだ。


それにしても、訳のわからない神という存在。頭狂している神なら居るかもな、くらいには思うが、もう少し安堵しよう。世界の果てまで、俺が眼力を通せば、全ては、今日も、頭狂しているのだから。

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