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114『頭狂日記』
114『頭狂日記』
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頭を俯瞰すれば、忽ち、狂であることすら理解出来るという、今日も今日とて頭狂日記であるが、不可思議にも、最近の俺は、少し脳髄が狂って居るようであって、何を目標にするか、さて、困ったものなのである。困ったもの、しかしここは、頭狂日記、初めから困ったものだから、困らないのである。
訳の分からない、困ったもの、困らないから、困ってない、何、考え過ぎるな、脳を空にして狂を入れ込めば、俺の今日もオプティミスティックなものになるだろう、ありがとう、今日も頭狂日記。




