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108『頭狂日記』

108『頭狂日記』



何がどうなっても、この頭狂日記と言う場所だけは、失ってはいけない様だ、と直感的に思う訳である。そう、頭が狂った、頭狂日記。しかし、本当に狂っているのだろうか、狂っていたら、文章など書けないのじゃないか、自問自答する、訳が分からないな。


しかし、狂って居たって、書けるとは小説が書けるし、小説が書けるならばこそ、安定としての、頭狂日記もまた、書くことが、今日も狂と手書いている、頭狂日記なのである。

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