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103『頭狂日記』
103『頭狂日記』
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自ずと現れよう、その頭の今日の狂ではあるが、別段何が正しいとか、何か正しくないとか、そんなことを言いたい訳ではない。ただひたすら、俺は書くのみだし、それが当たり前だと思って居る、不可思議な世界に居るのである。それを知っている、まさに客観視している。
客観視出来て居るということは、頭は狂ではないのかもしれない、しかし、このタイトル、頭狂日記を、変更する訳にはいかないのだ。どうしても、頭が狂であって然るべきなのであるから、これまた、不可思議だ。




