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詩ですⅡ

憧憬と追憶と

作者: みなはら

即興詩 『憧憬と追憶と』



好きなものを追い続けるけれど、


いつでも、いつまでも、

追い続けていられるわけではない



ここに居たい、

居続けたいと思っているけれど


いつでも、いつまでも、

そこに居られるわけではない



惜しみつつ離れることもあり


離れて追い続けることもある




離れたい気持ち


離れがたい気持ち



好きなもの


惹かれるもの



近くに居るからといって、

想いが強まってゆくとは限らず


離れたからといって、

想いが弱くなったとは限らない



ただ、


もどかしく感じるだけ



欲求と


憧憬と


苦しさと


嬉しさの間で



まようように


おどるように


ステップを刻む


こころを刻みつづける




過去を思う


未来を想う



そしていまをおもう




出来ないことを悩む


出来ることを


出来ることだけをしながら




背けたもの


こぼれ落ちたもの


いつか見なければならない


いつか拾わなければならない


できるだけのことをしなければならない




自らのためか


離れたもののためか



おそらくは自己欺瞞


けれど、


想いは、


それだけはほんとうだとおもう



過去を想う


未来を思う



そしていまをあるく



近くでも


離れていても



憧れた想い


響いた心



そんなささやかで


とてもたいせつな


おもいのために





ずっと


あるくのだ











-蛇足かもですが-

昨日たまたま撮れた写真を添付しました


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


-追記、書き忘れです(^_^;)-


言葉にすると輪郭がはっきりして強まるものと、

言葉にすると出すことで想いが薄まるものがありますね。


出来れば、出来るなら、

想いは強くありたいものです(*^^*)


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― 新着の感想 ―
[良い点]  そこへ踏み込む一投足への力量を感じました。  その重厚さを感じ取るような雲の厚みは、神々しい程の光に筋道を立てている。みなはら様の憧憬に重なり見えて共鳴したが故にシャッターを切ったのかと…
[一言] 言葉にすることで形にしていく、強めていく。 持つのならそんな想いでありたいですよね。 雲から後光のように射す光 素敵ですね。 こういう素敵な景色 偶然見かけることができても なかなか写真…
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