夏の終わりに、とりとめもなく思う
昨日の朝、鱗雲を見た。もう秋始まってんだな‥‥‥
夕べのお月様も綺麗だったな。
俺は近視で乱視だからくっきりとは見えなかったけど。
今年は残念、セミ爆弾に会うことはなかった。刺激与えればもうちょい生きられるセミさんを助けてあげたかったのに。
いや、瀕死状態の時に構われるなんて、セミにとっては大迷惑だったのかも知れない。意識朦朧とした死に際だというのに。
そのまま静かにフェードアウトしたいよな‥‥‥
俺だったら最後の力で全力で呪うわな、そんなおせっかい迷惑野郎。
今までごめんな。俺は間違っていた。
なぜか今年はセミの死骸さえ見てはいないよ。
セミの声はみんみん遠くで聞こえてたけれど、姿は見てない。
夏の終わりのつくつくぼうしの声もまだ聞いていない。今年は聞けずに終わったのかな?
どういうことだろう?
おいおい、誰か俺んちの周りでセミ採って食ってねーだろうな?
‥‥って疑いたくなるくらいにセミに会わなかったわ。
今夏、家ではGは2回出現したが、慌てて設置したホウ酸ダンゴが効いたのか、それ以来姿は無い。どうかこのままで。
涼しくなって来たせいかな、久々にハエトリグモさんに出会った。
壁に止まった真上から見ても、アイツの本当のかわいさはわからない。
捕まえて真正面から水平に見て欲しい。
正面に4つ並んだつぶらな可愛らしい目が見えるから。
ハエトリグモさんのしぐさは、ネコさんが手で顔を洗ってる姿に合致する。
夜になれば外では秋の虫が鳴いて風も大分涼やか。
いいねぇ、秋。
ポケモンパンのデコキャラシールもハロウィン仕様の蓄光シールに変わった。
秋だわな。
目的のシールが出るまで買い続ければならないヤマネ。
シールだけどっかで買うなんて外道だ。自分でパン食って出すことが命。
いや、俺がポケパン買わされてるんだけど。
なんだか秋はメランコリー。
悩む俺。
ちょっとばかし憧れて買ってみた巨峰の苗。
果樹の形良く仕上げられた鉢植えは素敵だ。自分でも挑戦してみよう!
それは1メートルくらいの葉も枝も無き、ただの一本の枝。
冬の間はただの枯れ枝みたいで、春になっても枯れ枝のままで、もしかしたら俺は枯れ枝を買って来たのだろうかと疑っていたが、初夏になりようやくつるが伸び、美しい若葉が出て来た。
やがて憧れはやはり憧れだと知ることとなった。
それは夏の間、ただの芋虫製造機でしかなかった。
苗やテラコッタと土などで、5千円くらいかかったけど、棄てようか迷う。
いっそ自ら枯れてくれれば俺の決心は要らんのに。
5千円もあったら巨峰3房くらいは買えたやん。
せっせと毎日水やって、蛾を育てる手伝いしていたとはね‥‥‥