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道案内9

「おいおい、魔法はなんでもできるわけじゃないぞ」


 ルキウスが諭すように言った。


「お前は対処を――」ミドリノは言葉が詰まった。「お前はどこにもいない」


 これにルキウスは少し理解したそぶりで返した。


「どこにでもいると言うべきでは?」


 ただ話を合わせただけだとしても、おおまかな意味は理解されている。さもなければ、理解できる能力がある。


「ソワラに対処できるのはお前だけで、この命綱があてにならないならさっさとぶっちぎって逃げなきゃならんもので、ずっとお前が何をしようとしているか考えていた」

「理想的変質者だ。大変すばらしい」


 ルキウスが鷹揚に手を広げて称える。


「その余裕だ」ミドリノが奇妙な指の動きでルキウスを表現する。「そいつのおかげで本気か冗談かわからない。そもそも味方か? 怪しいものだ、普通なら信用せん」

「自信を持てよ! 君は普通じゃない」


 力みなぎる笑みには、あざけりのニュアンスしかない。


「お前の基本が水平思考だとして、問題はそのあとで……」


 人を理解し行動を予想するには、まずその認知範囲、見ている世界を理解するべき。しかし人間は思考し想像し、現実と異なる主観の世界に生きている。つまり人の見る世界を表す計算式は思考形式。まずそれを確定させた。


 ミドリノの分析では、ルキウスは水平思考依存者。

 水平思考。問題の解決策を導くにあたって、正面から地道に論理を積み上げるのではなく、通常とは異なる視点から解決策を導く思考法。斬新な発想にむく。


 例、チェスで勝利したい場合。通常、地道に訓練し試合を重ね、相手を分析し、戦術理論を練るなどの手法をとる。そしてそれらを深化させる。

 普通の範囲では、チェスという複雑性のない状況での工夫に限度がある。


 これが常識から外れると、カンニング、毒を盛る、いすの座り心地を悪くする、指向性の音波の照射、ルールを有利に変える、脅迫、賄賂、などになる。


 もう少し穏当で直感、つまり思いつきの要素が強まると、強い選手の食生活をまねる、自己洗脳による集中力の向上などややばかげた手法になる。

 より大きく思考するなら、問題を解決する必要がない状況に変化させ、問題そのものを否定する。


 そして訓練で水平思考を身に着けた者でなければ、その技能は生まれ持った異質であり、たいていは変人である。

 最初に文字を作った誰かや船を作った誰かも、常識に疑問をもつ人間だった。

 彼らは、音が嫌いだったかもしれないし、水を固く感じたかもしれない。あるいは生物の目が二つであることを気持ち悪く感じたかもしれないし、夜が暗いことに怒りを燃やしていたかもしれない。


「お悩みのタケザサ君、人なんてそうそうわからんし、わかるなんて思っているとおもしろくならない。理解なんてされてはやらない」

「お前は道端に石が転がっていれば積み上げ、きれいに積み上げられていれば崩す」

「……そうだが?」


 ルキウスは不思議そうな顔。これが本気かどうかは判別できないミドリノは半笑い。


 水平思考の手法はいろいろあるが、ルキウスはおそらく常識の否定か、常識の反対から思考を始める。おそらく性分で、人がはいと答えるところで、いいえと言いたくなる。本人は普通にしているつもりかもしれない。


「人はわからないと言うが、人の能力はわかる。お前は戦うとき、戦場を一枚増やす。誰も知らないお前だけの戦場を」

「そう言われると急にそんな気がしてきた」


 ルキウスが繰り返しうなずいた。


「一段高次元で思考すれば、そこでやることは相手に伝わらず対処できない。そこで有利をとり、別次元の結果を目の前に反映させて優勢を得る。たぶん戦いの場面どころか、日常でもそうなってる。俺に声をかけたのもかけ方も、お前の基準で何かの優勢を得るためだ。だから俺をストックした」

「実は秘密結社でタケザサ君の日間人間不信ポイント最大点を目指すゲームをやってる」

「やりたがってる奴は大勢いるだろうな」


「冗談だ。出会い頭に出された虫を食べた者だけが加入を許される秘密結社に勧誘しようと思ったんだ。ぜひ加入してくれ」

「微妙に本当っぽいが……今は絶対にうそ」


 断定したミドリノに、ルキウスは近づいた。


「隠れるのをやめて余裕が増えるのはリスクを覚悟したときだ」

「不気味な余裕しかない人に言われたくない」

「理解したというなら聞いてはおこう。私はどんな高次元を使っている?」


「第一の候補は心理戦。人間同士が相まみえれば必ず存在する裏の戦場。ある意味この会話もこれだ。お前の中のどこかの戦場が動いている。だました数で競っているとか? とにかく独自目標が設定され、加点があるとお前は喜ぶ。

 善意的な人間なら人助けの数でも競っていそうだが、これも意味はある。数が増えれば、自信と活力を与え、社会的評価を向上させるだろう。物質的に無意味な内心のカウントすら、現実に影響しないわけじゃない。お前も独自のモラルがある」

「内心の戦場はいくらでも作れて邪魔されないが、効果は低い」


 ちょっとした否定。彼の戦場は現実で視認可能なもの?


「本物の戦争なら心理戦も表側だ。そんなときはさらに裏、とにかく対戦相手の意識外ならいいのだから、ベタなところで、政治工作、遠隔地への工作、思想戦、暗殺とか。必ず相手が認識できない領域から戦争を始める。敵がそれを認識するのは、影響が出て調査を始めてから」

「そいつは俗な戦略でしかない」


「退屈か? 俺はお前じゃない。お前ならよほど奇妙なところから攻めるんだろう。食い物を使うまじないだとかを広めて、実際に幸運を与える工作を行い思想団体に育て、物資を欠乏させるとか、内乱を起こすとか。思想戦は意識していてもわからない」


 これにルキウスは顔の片側で笑うだけ。


「ここまでは基本で、ちょっと広く物事を考えても目の前から人は消えやしない」

「続きをどうぞ」


「だがお前は普通じゃない。うそ、うそと判別できな情報、事実を無造作にばらまく。さっきからやってることだ」

「人間のコミュニケーションってそういうものだよ」

「欺く相手に事実を混ぜる必要がどこにある? 現状ではリスクしかない」

「友達相手に、正直であろうとすることを批判するのか!」

「友人にうそをつくな。お前は自分の思考が他者と同列だと認識するとすぐにずらす。無意識にして無自覚だ。他人から見ると何考えてるかわからない」


 絶対に欺き続けるという意志を感じるが、彼の直感では違う。


「君は友達だからわかってくれるな?」

「わからんように仕向けておいて……」

「友達だろ?」

「お前が友達と考えているのかも本気で悩む。否定させないのが怖い」


 ミドリノはじっとルキウスを視た。


「その悩みは最近の私の友達の最低条件となっているので」


 ルキウスは余裕のある口ぶり。

 きっとこの男は、過去に本気で言ったことを何も気にせず放棄して別の意見に変えられる。結果として、最初の考えが虚偽に転じる。今も話している一言ごとに別人になっている。生まれ変わるというのは彼の実感らしい。


 それ以外にも推測できる。むしろ過去の自分の真心を、騙しに使えると気づいた瞬間に故意に行動を切り替えうそにする。真から出た言葉は人を騙すには強力な武器となる。

 今のミドリノのように、予測者は多くの情報の矛盾に直面して混乱する。


 しかし、これは虚偽を信じさせるための行動ではない。その場合は、信用しやすい人物像を作り、そのようにふるまえばいいだけだ。わざと疑わせようとしている。そのくせ疑うと信じさせようとする。


「ほかの友達にぜひ会いたい」

「後日紹介しよう」


 ここまでのやりとりは、想定したルキウスの形状と矛盾しない。


「お前は、つねに本気でつねに本気じゃないと感じた。それは徹底して何がどちらに転んでもいいように構えているからそうなる。そこが普通じゃない」

「その位置取りは戦略の基本だろ?」


「違うな。程度が違う。お前が追加する高次元は、根底の目標と完全に相反するものが含まれているんだろう。開拓と自然保護みたいな戦場を同時に戦っている。それにさらに多くの次元を重ねる。

 そしてお前はつねに好都合の次元に乗りかえて思考する。だから言動が一貫しない」


 ルキウスの視野はおそらく宇宙で活動するミドリノよりはるかに広い。だから多くの次元をずっと思考のすみにおいておける。もっとも、整合性だとかは気にしていなさそうだ。それで余計に何を目的に行動しているかわからない。

 しかし、それが現状にどう影響するかはわかる。


「だからお前はどこにもいない。今は迷宮を攻略する以外の勝利条件を置いている。ソワラとの和解でもない」


 そして三人の小人の確保でもない。それが成功ならそれでいいのだろう。だが別の何かだ。迷宮、ソワラ、救出、どれも明確な妨害者がいる。彼の戦場に敵はいてはならない。その戦場が重大なものか、くだらないものかも知れない。


「とりあえず今は君との友情を深められている」

「その逆に俺と対立しても、あるいは死んでも、何かが得られるのでかまわないと思っている。おもしろい何かとか、そういうの? かなり特異な基準でやっているな」

「人間不信レベル高すぎない?」

「そうだな。今は思ってないかもしれん。だが、そうなった後では思う」

「だとしたら、過去を糧にする前向きな性格と評価してくれ」


 この会話の間にも、ルキウスは何かの点数を稼ぐことを考えている。


「お前がいる場所は、つねにここ以外のどこかだ。ここにはいない」ミドリノが一度呼吸した。「さて、ここまでは前提でしかない」

「地盤にするには穴が多い前提だ」

「言ってろ」


 ルキウスとの会話はわずかだが、参考にできる情報は過去に大量にあった。それで穴は埋まる。それは過去の革新者であり、理解しやすい同業者。


 斜線陣で敵主力だけに注力したエパメイノンダス。囲魏救趙の孫臏。強い陣で敵の陣を砕くべきところを弱い陣の屈曲を利用して敵を包囲したハンニバル、押さえるべき高地を敵に与え、弱点を見せつけて挙動を操ったナポレオン。


 皆ある種の異常者で、このような革新者は強烈な強迫観念を有する場合が多い。ルキウスも確実にそれ。

 それ以上に明確な共通点もある。軍人の場合はほとんどがそうだろう。誰もが敵を操っている。常識で動く相手の動きを予測、非常識な策ではめた。

 逆にいえば、常識について熟知していて無視した。彼らは常識のプロで、あえて従わないだけだ。相手の情報なしで心理戦などできない。


 ただし特殊な部分もある。ルキウスには享楽的な要素があり、うそが習慣化している。ここが特殊だ。ただの習慣以外に彼の人格が反映した行動だとすれば――被予想恐怖症。


「ハア、臆病者め」

「ありがとう?」


 ルキウスはなんとなしに応答した。


「なんでそうなる?」

「ほめられたから」

「そこは正解でいいのか?」

「公的な臆病の基準と照らし合わせればいいんじゃない?」

「照会したところクソ腰抜けだな」

「なんだとこの野郎!」

「なんで怒る?」

「臆病は思慮深さの表れで、腰抜けはリスクを高く見積もる奴だ。全然違う」

「わかったわかった。そこは譲ろう」

「ところでそれが結論? 悪くないが」

「いや」


 ここから結論。


「お前の狂った思考法は、ばかには実行不可能だ」

「ひたすら私を褒める時間の開幕か? 好きじゃないな」

「ご機嫌斜めの女にゴミ贈る状況なんぞは起こりえないと言っている」


 ミドリノが真剣な顔で言った。間髪入れずルキウスが唾を飛ばした。


「何を言う! あのプレゼントは最善だったし、ちょっと悪かったとはちゃんと言った」

「お前にはお宝なのは事実だが、相手にとってはそうじゃないのはよく知っていた。結果も予測できた」


 ミドリノは冷静に話した。


「だから大事にしてるのは彼女も知ってると言っただろ」


 ルキウスが本気で言いかえすが、ミドリノは興味がない。


「お前と彼女はそこそこ長いつきあい。情報は潤沢で、そもそも彼女を構成する情報そのものをお前が操作できた」


 かすかにルキウスの表情が動いたが、常人に認識できる変化ではない。


「失敗すると予想して行動し、予定どおりに失敗した。それでお前はどこかの戦場で前進した。お前はソワラの機嫌の改善を目的とする戦場にいない。戻ってくる気もない。このまま巻き添えになるのはごめんだ」


 ソワラを説得できるかどうかという悩みはない。できなかった損は、どこかでできなかった利益に変換すればいいだけ。だから余裕でいられる。


「どうしても友達が信用できないらしいな」


 ルキウスが子供をたしなめるように言った。


「認めないなら言ってやる。

 お前は何か放置したようなことを言っていたが、実際にはソワラの様子を確認していた。魔法で干渉もしたかもしれない。目的はともあれ、悪くない推移だった。だが不測の事態で予定が狂った。それでもお前は不測の事態が大好きだ。新要素も追加して、より好都合な舞台を用意しようとしてる」


 ルキウスはただ聞いているだけ。さらに押す。


「足りないなら言ってやる。お前は人は簡単に操作できるくせに、かたくなに操作を拒否する。退屈なんだろ。気持ちはわかる。本当は本気でやればかなりの領域を掌握できる。その手段が見つかるたびに遠ざけ、あるいは破壊する。自分の支持者もできるだけ減らす。

 何人いるか知らないが、ソワラ以外の部下に対しても同じだ。自分の操作を受けつけなくなるように変化させ、あえて自分の不都合な状況を生じさせるように誘導している。そのくせ不都合が生じた場合は本気でおいつめられて苦しむ。

 やっただろ。自覚しているはずだ」


「そんななんでもできる怪物なんていない」

「まずは簡単にソワラを篭絡して目的達成。それ以外は後でやってくれ」

「これはそんな安い話じゃない」

「ならどうしたいんだ?」

「とにかくそういう問題じゃない」


 ルキウスはここから沈黙してしまった。


「おい」

「人がわかるのとわからないのとどっちがいい? わからないがグッドに決まってる」

「そんなものはお前しだいだ」

「動きが完全に予想できたら機械で、人間じゃない。もちろん、完全に予想するのは無理だが」

「お前が状況を作り、干渉し、誘導した場合は、完全に予想できる。それは人間ではない」


 ルキウスは沈黙している。


「誘導できてしまう状況からは全力で逃げたくてしかたがない。どこまで面倒くさいんだ。干渉した場合のことなど考えなくていい」


 ルキウスがどこを見るでもなく語りだす。


「どこかから、それなりに見知った友人二名を拉致して、実験施設に隔離します。真実味のためにちゃちゃっと死体でも並べた施設です。そこで通告、これから二人でそれぞれボードに名前を書いてください。名前が一致した人間だけ解放して、それ以外は殺します。それでは別室に分かれて名前を書いてください。

 さて、これで人間の本性を解きあかす有意な結果は得られるだろうか……やりたい?」


 ルキウスが気を使って言うと、ミドリノは戦闘態勢に入った。ルキウスはそれをまったく無視して続けた。


「こんなものに意味はない。事前に人物を調査すれば行動は予測できる。調査しない場合、まったく予想できず意味のない死体が積みあがる」

「ああ」

「自分か相手かの割合の統計などどうでもいい。狂人の道楽でしかない」

「その実験が実際に行われなくてよかったよ」


「鋭利な針の一点で球体を支えてバランスをとって野原に放置したとき、球体がどの方角から落下するかは未知数だ」

「ああ」

「そいつを」

「人間でやりたい?」


 この割りこみにルキウスは満足した。


「多くの複雑な要素が絡む状況で無限の選択肢から一つを選ぶとき、人間は球体と同じ状態になる。どうあっても外部からは予想困難な選択こそ、人間ではないか?」

「お前の人間はその部分だけか?」

「そうじゃないが、毎朝のあいさつを捕まえてそれを人間の本質とは言わん。一動作から人間の中身を読む超能力者サイキックでもないかぎりは」


「まず指摘しよう。さらっとうそを混ぜるな」

「どこが?」

「お前は初見の人間でも、顔、体、声、動きを一分も見れば五割以上は判別できる。被験者の思考もある程度読めるだろう、情報はとれる」

「動作には出さなかったけどー」

「お前の顔に書いてある」

「魔法には、瞬間的に自己暗示をかけるものもある。覚えておくといい」


 事実ならやり返された。致命的にこちらの情報を取得された。その暗さを変えるために口を開く。


「ところでその実験、名前は二名書いていいのか?」

「どうだろうな。考えたこともない」

「興味ないことはどうでもいいのか。だが今は遊ばれては困る」


「説教が続きそうだが、そういう考えならまず一つ感謝してもらおう」

「飯代分ぐらいの恩義は返してやる。だが遊びはやめろ。やるなら邪魔するぞ」

「違う。今回最大の選択肢はな。君をひとりで迷宮に放り込むかどうかだった。絶対にソワラは混乱した、私を待っていたはずだからな。どうなるかまったくわからないが、きっと何かが起きた! でも中の様子が見えなくてつまらないからやめた。感謝してくれ」

「完全にお前の都合だよ」


「とにかく心配するな。ソワラは本気じゃない。今は」

「本気にさせたいのか?」

「別にそいいうわけじゃない」


 また煙に巻こうとしている。そしてうそではないなら、何かに付随する結果として本気になりうるということ。


 ミドリノはまた面倒な思考を始めたと思い、不意にガクンと振動を感じた。

 なぜか大きな一本腕が宙に浮いていて、それががっしりミドリノの右腕をつかんでいた。


「なン――」


 体が猛烈な勢いで腕にひっぱられる。ルキウスが剣を振りかぶっている。


「しまっ」


 ルキウスの言葉が耳に残り、ミドリノの視界が瞬時に一転した。同時に背中に重みを感じに、床に倒れた。腕と背中をグイグイと何かに押さえつけられている。


「ほかの誰にしても歩みが遅すぎると思ったら」


 女の声がした。目の前に見覚えのある靴。

 目だけで上を探ると、直立したソワラが見下ろしていた。


「ああ、抜け殻の中身ですか」

「お久しぶりですね、お嬢さん」


 ミドリノは顔面にはりつけた金属質なスマイルで応答した。

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