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森の神による非人道的無制限緑化計画  作者: 赤森蛍石
1-6 東の国々 眠りの国
109/359

突入

 場所は少し歩いた先、民家の一室、寝台の上で頭と胴体が別れを告げた。暗視で色が見えないが、赤があふれているはずだ。


「手慣れているようだけど、普段からこんなことをしてるのかしら?」

「私は普段防衛するほうだ。そもそも敵を討伐したら宝捜ししかないだろう」


 チェリテーラに、キメラトラッカーが室内を漁りながら片手間に答えた。

 普段何をやってるか読めない。近所にいれば絶対に気付くはずだが。


「針を確認したとはいえ、よく躊躇せずに殺せるわね。まだ針も抜いてないのに」

「対処していても連絡される恐れがある。これが確実だ」

「それで間違ったらどうするのよ、実は人間かも」

「またか。まあ、これは夢で吸血鬼ヴァンパイアか尋ねて、返答が、はい、だった奴を始末しているだけ。当然、違う可能性はある。お、あった。これか」


 当然のように言い放った相手にチェリテーラが震撼する。


「ちょっと、ちょっと待ってよ!」

「何か?」


 キメラトラッカーが棚から小さな木箱を開けて取り出した。暗号があるのだろう。


「人かもしれないって」

「そうだが」

「確認したでしょう」

「針は高価だろう、量産はできまい。しかし、奴らがあえて人間の頭にダミーとして、ただの針を入れている可能性はある。催眠系で自分を吸血鬼ヴァンパイアと認識させておけば可能であるし」

「それはそうね」


 話のスケールに感覚が追い付いてきたつもりだったが、人の悪意の底は見えていなかった。ハンター生活では関わりのないものだ。彼女はさらにたずねる。


「もし人だったら?」

「運が悪かったと思うだけだ。まあ、普通の偽装は魔法で判別できる。神の目はそうそう欺けぬ。この針も、知識にあれば見破れた。隠蔽してもオーラがある」


 キメラトラッカーが取り出した針を眺めたが、チェリテーラには、オーラは感知できなかった。


「それに一人死んで二人助かるならいい。成功ラインは敵中枢の壊滅、これは戦争だ。途上、犠牲は出る。この部屋はこれだけ」


 キメラトラッカーが指で生首の目を開いた。瞳は青色だった。


「死んでからでは吸血鬼ヴァンパイアに戻らないな。蘇生を試みると消滅するのか、復活するのか、はたまた効果無しか」


 キメラトラッカーがぶつぶつ言っているが、チェリテーラは人間の死体が残る危機に襲われていた。自分が殺人の共犯にされかねない。

 素性不明の怪しい二人と、王国の危機を救うためにやりました。この言い分は通りそうにない。


「まあ! それじゃあ完全に一家惨殺事件じゃあないの! 私がこれ説明しないといけないのよ」

「仕方ない。まだ一人残っていたはずだ。あとは……そう、頭の中身が人間とは限らんし、魔法で解除できる精神異常ばかりでもない」


 キメラトラッカーはそう言い残し、もう一人が担当している部屋へ行き、何かやり取りがあって出てきた。さらにその足で民家の外へ出ていく。これをチョリテーラが呼び止めた。


「どこに行くのよ」

「捕まえる準備だ」


 彼は庭先に出ると茎が長めの枯草を摘んで戻り、編んで紐にした。魔法による成型らしく、枯れていた草は緑になり頑丈そうな紐になっていた。

 そこへディープダークが、針が入ってる支配状態の住民を連れて出てきた。


「それでどうするんだい?」

「確認するが通信は遮断しているな?」


 キメラトラッカーが言った。


「もちろんだとも」

「なら、問題ない。そいつの針を抜いてくれ」

「お手並み拝見だ」


 ディープダークが瞬時に動く。

 針を抜かれた住人は目が赤化し、何か口走ろうとした瞬間、キメラトラッカーが腰を両側から掴んで抱え上げ、突き刺すように頭から石の床に叩きつけた。


「ちょ」


 チェリテーラは目の前を高速で通った住人の風を感じ、追加で床から発生するはずの衝撃に怯えた。


 しかし、床は割れていない。

 住粘性を持って波打つ床に、住民がすっぽりと刺さって足だけ出ている。

 キメラトラッカーが激しくもがく足を掴み、足首まで床に沈むように調節する。

 そして床は元通りに固まり、片方の足首に草の紐をくくりつけた。


「はい、終わり。このかせは魔法的能力を封じる。証拠の誕生だ」


 キメラトラッカーが満足げに言う。


「おお、やるねえ」

「この手の魔法って、一枚岩とか自然石限定じゃないの!? 何で普通に家の床が」


 チェリテーラが懸命に声を抑える。


「神は偉大だ」


 チェリテーラがふざけてるじゃねえぞ、という顔で凝視すると渋々説明を始めた。


「複数の石、土を同時に液状化させただけだ。体は石と同化していないから傷は負っていないぞ。綺麗に閉じ込めた」


 確かに足先が動いている。滅びていない。


「それなら中身を焼き払えば悪人の型が取れるね。悪の銅像コレクションが作れる」

「私の前でこれ以上おかしな話をしないでよ。これ、どうやって出すのよ」

「石を割れ。かせは七十二時間で効果が消える」

「……なんとか割れるでしょう」


 少なくともこの足のせいにすれば責任は回避できる、とチェリテーラは思った。


「それで、次の場所はわかったんだな? ダーク」

「ああ、どんどんたどろう。十も数えない内に拠点に達するはずさ」


 ディープダークが集めた暗号と聞き取った情報を念頭に言った。


 三人は人の気配を避け、小走りに次に向かう。


「次も気を付けてよね」

「うるさいな、お姉さんは」

「何の話だい?」

「お姉さんが人を殺すなと仰られるのさ、ダーク」

「綺麗事じゃあ、ヒーローは務まらないよ」

「私がおかしなこと言ってますかねー? 常識だと思うんだけど、とにかく人を殺さないでよ」


 この二人、衛兵なども邪魔だからと殺しかねない。常識が通用しない。

 多分大丈夫だろう、ではなくはっきりと言っておかねば危険だ。始末したのが吸血鬼ヴァンパイアの協力者でも、証拠がないと危うい。

 そうチェリテーラは考えた。


「……本当の意味で厳密に判断する時間は無いんだよ」

「そう、多いなる目的のためにはあらゆる犠牲が必要なのさ、必要なんだよ」


 キメラトラッカーがなにか自分で言い聞かせるように話し、二人は何か通じ合っているがチェリテーラには常識の埒外だ。


「支配されている無実の人が途中にいるかもしれないでしょう?」

「今は巻き添えが出ても急ぐべきだってことさ。旧時代、カルクレイン王国では吸血鬼ヴァンパイアを使っていて、それが露呈した。その後は知ってるかい?」

「赤夜の三か月戦争」


 記録に残る大陸北西部の動乱だ。その影響は全大陸に伝播した。

 当局が民衆の管理を強め、それへの反発から衝突が起こり、社会が不安定になった。


「今から考えれば、あれも大戦の遠因の一つだったね。実際には多くの国が吸血鬼ヴァンパイアを使っていたらしいけど。単純に吸血鬼ヴァンパイアに襲われる被害では済まない」

「ここで捕り逃すと何が起きるかわからないってことだろう。どっちしろ判別は困難だ。だから急ぎでやる」


 二人の考えは変わらない。


「そういえば、さっきもそんなことを」

「魔法効果は消せる。しかし現象は残る」

「それは知ってるけど、消した時点で解決でしょう。一種じゃ無理でも、複数魔法を使えば」

「認識が浅いね。さっき始末したのも強制的に吸血鬼ヴァンパイアにされた哀れな被害者か、精神を塗り替えられた洗脳者が元かもしれないけど、判別は無理だ」

「少し聞けば済むんじゃあないの」


「人間に自分が吸血鬼ヴァンパイアだとの暗示を掛けたり、そんな夢を見せたりを長時間繰り返す。すると魔法が解けても自分が誰かわからなくなる。これは魔法効果じゃないから解呪できないよ、正常な記憶の混乱だ」

「混乱してたら正常じゃないでしょ」


「脳機能は正しく動いてるよ。罪人を使ったその手の研究あったな。暗示、夢、部分的記憶操作の繰り返しで六回別人になった囚人がいた。最後に錯乱して自殺したけど。あれは六百年ほど前か」

「まあ、考えてみるがいい。ある日、寝て起きたらゴブリンになってました、ゲェゲエゲケって」


 キメラトラッカーが覆面を、何か緑の爬虫類か両生類に変えて言った。


「気持ち悪い」

「最初は夢かと思う。しかし夢がずっと覚めなければ、最後には自分はゴブリンだったと思う。思えなければ、その例のように狂うだろう」


 チェリテーラは最初にタリッサに調査依頼受けたときに聞いた状況に近いものが思い当たった。緑の顔はさらに喋った。


「頭に針がある奴はすべて潰す。知らぬ間に針を仕込まれていた人間だとか、なにかの事情で強制的に吸血鬼ヴァンパイアにされたとか、実は善良な吸血鬼ヴァンパイアだとか、個々の事情は斟酌せん」


 そこから数軒で、三人は発言どおりに速やかに吸血鬼ヴァンパイアの足オブジェを作り、住宅街の一角に着いた。

 矩形で傷みが見える簡素な石造りの建物、それの大小が並んでいる。下町で比較的雑多な区画だ。


「……急ぐか、ここらで当たりだろう。件のレイヴス・ウェオネッタか、その側近ぐらいは期待できる」

「そのようだね」

「なんでわかるの?」

「気配が無いからだよ、中は空だ。目の前の家だけじゃない。周囲の家の半分ぐらいが空。誰もいない」


「どこで気取られたか……魔法による監視は無かったが」

「察知された時期は不明だけど、時期的に大人数が外に逃亡したとは考えにくい。悪の反応が多く動けば見逃さないよ」

「外に罠は無い、敵は中か」

「気配が無いんじゃないの?」


 チェリテーラは相変わらず二人の会話には付いていけない。


「この王都レンダルの地下深く、巨木の高さ以上の深度から遺跡があるようだ」

「ザメシハの地下には遺跡が多くあるけど、王都直下なんて知らないわ」

「深い上に、占術、通信、転移を阻害する性質だと」

「大戦前なら、材質はアスプテチムかな。地下の大型公共施設で使われた。強固で隠蔽能力が高い。人の気配を消さないと地下の魔物が突っこんで来る。僕はアスプテチム程度なら強引に突破できるから追えるよ」

「中身のある家はどうする?」

「住人は寝ているだろう。動きがあるようなら敵だ、その時は斬る」


 キメラトラッカーが真っすぐに木の扉に近づき、鍵を無視してこじ開けた。


「気付かれたなら、こそこそやる必要はない」

「そうだね、まず地下を探そう」


 家の中は開け放たれた棚や、何かを持ち出して空白になった空間があり、物が散乱していた。急いで逃げたのは明らかだった。

 さらに家のいくつかは地下で密かに繋がっていた。確かに普通の造りではない。

 地下経由で複数の家を行き来して調べ、三分もしない内に不自然な床を見つけた。


「罠があるわ」


 チェリテーラが壁低くに四角の切れ込みを見つけた。

 どこかをいじれば何かが飛び出す感じだ。


「そうだな」


 キメラトラッカーが床板を力ずくではがすと、かすかな金属音があり、壁の切れ込みが勢いよく外に開き、小型の槍がキメラトラッカー目がけて飛び出したが、簡単に柄を掴み槍を止め、床に捨てた。


「あんたねえ」

「危険を感じるほどではない。警報代わりだろう。行くぞ」


 床板の下には石階段があった。急で狭い階段を二十メートル下った。


 その部屋は高さ二メートルに五メートル四方ほどの広さで、すべて灰色で塗りつぶされていた。部屋の中には何もない。


「行き止まりね」

「ここも床だね。幻影だ。でも幻影を解いても同じ床がある。他に魔法的な罠は無い」


 床を軽く蹴っていたディープダークが膝を突いてしゃがみ、床の一部を殴打して簡単に叩き割った。さらに残った破片を力ずくで剥がしている。


「あんたら急に力押しね」


 ここに来るまで二人は病的に慎重だった。


「ここを通るしかないから。これは鍵を閉めてるんじゃなくて、石で道を塞ぐような閉じ方。エフェゲーリ・メクレルの要塞の門のやり方だよ。鍵開け魔法を使っても無駄さ。どこかにある機構に干渉するか、物理的に粉砕するかだ」


「未発動の罠が残ると感覚にかかって気が散る。全部解除するのも時間の無駄だ。ところで、もう道案内は必要ない状況だが」


 キメラトラッカーがチェリテーラを見た。


「ここまで来たのよ。私も行くわ」


 チェリテーラは姿を現した五十センチ四方の深い竪穴を覗き込んだ。


「底が見えない。なんて深いの」


 チェリテーラの暗視距離を超えている。

 王都の深き暗闇に赤き瞳が蠢いているとすれば恐ろしいはずだが、目前の二人に比べればつまらない魔物に思えた。


「下まで五十デコッツだ。狭いのは二十デコッツ。奴らなら、飛ぶなり壁に張り付くなりして移動できる。そして侵入者は出入りすら困難と」

「明かりを使うかい? 待ち構えてはいないね。気配は遠のいている」

「あんたら普通に見えてるのね」

「ヒーローに見通せない暗闇はないよ」

「神の意を執行するのに時と場所は選ばぬ。祝福をすそ分けしてやろう。〔上位暗視/グレーターダークヴィジョン〕」


 キメラトラッカーがチェリテーラの顔に触れた。

 ただ闇に覆われていた竪穴の先に床が見えた。


「ありがとう。入信しないけど」

「そのほうがいい」


 それから二人は竪穴に散歩に行くような調子で飛び込んだ。

 チェリテーラは竪穴を抜けた辺りで風精霊の指輪の一機能を使い、ゆっくりと落ちていく。

 姿を現した地下空間を、まず広いと感じた。


 形状はトンネルのような空間で細長い。高さは約三十メートル。幅は約二十メートルある。

 中央部が通路らしく平坦で、幅は約十メートルある。壁寄りには幅約三メートルの二階通路。そのほか、上下する階段に、どこかにいく通路の入口があり扉は無い。

 この入口は非常に多く、視界内に三十以上ある。迷いやすく、死角の多い危険な場所だ。


 上を見れば、天井付近に人が移動できそうな壁際の窪み、そして落ちてきた穴がある。立体的構造で、空間全体が複雑になっている。

 ディープダークを周囲を見回して行った。


「彼らが作った施設じゃない。色々と手を加えているけど、大本はグラキッティー、大陸横断高速地下鉄道グラキッティーの一部だ。元も工事中のはずだけど、ここは地下街になる予定だったんじゃないかな」

「大陸横断? 地下で全部繋がっているのか」


「いや、完成前に大戦で、それまでさ。でも各地で地下を掘り始めて、それを繋げていく予定だったから、部分部分が各地にありそうだね」

「でも、そんなものがこの辺りあるなんて資料は知らないわ」


 チェリテーラが着地した。


「なら流されてきたんだね。地面に飲み込まれた街一個が、遙か遠方で地面から隆起して現れた話がある」


「音があるな」

「ヒッ」


 キメラトラッカーが勢いよく振り向き、周囲からそれに意識を移したチェリテーラが短い悲鳴を上げた。

 覆面がウサギの顔になっていたからだ。その顔で耳を立ててキョロキョロしている。

 人に大きな獣の顔が付いているのが、至近距離では異様な迫力がある。


 キメラトラッカーは背を向け、しばらく道の奥を見ていたが、また何か別の顔に変化し、勢いよく振り向いた。

 ヒアエノドン、オオカミの顔を横長にして頑丈にした感じの顔だ。

 今度はチェリテーラが驚かなかったことが気に入らなかったらしく舌打ちした。


「変化するの見てたわよ。獣のほう、真面目にやりなさいよ。さっきは散々急ぐって言ってたでしょう」

「もう、その段階は過ぎているだろうからな」

「そうだろうね」


 また二人だけで納得している。チェリテーラはそれに不満げな表情を作った。

 そのせいか、一応は説明を始めた。


「我々がやっているのは城攻めだ。捜査、追跡の段階は終わりつつある。向こうが潜むか迎撃するのかは知らんが、退路があるとは思えん」

「反応は深くに向かっている。この地下が転移、通信を阻害する性質なのを考慮すれば、転移では逃げられない。複数出入り口はあるだろうけど、上方のはずだ。逃げるなら横に動くと思う」


「忘れ物を取りに来たってふうではないだろうな」

「戦力や、装備が保管してあるのかな。強力な魔道具は街中に置いておくと目立つ。生み出した不死者アンデッドは言うまでもない」

「潜れば勝ち目があると考えている動きか。まさか派手に自爆したりはしないだろう。行き違いにならないよう確実に追えばいい」

「なるほど」


「こいつは特に死肉の匂いに敏感だが、死肉ではないな」


 ヒアエノドンから再びウサギになって、長い耳を動かしてある方向を見ている。

 チェリテーラには何も聞こえない。


「乾いた音、多分骨の音だが、生ものの匂いもあった」

「生ものかい。負属性なのは確かだね。種類はまあ読めるよ」


 ディープダークが特に思い出さず言った。


「迎撃用の戦力というより巡回か、自然発生だな、足取りが一定だ」

「生命のオーラを消し、匂いも消せばやり過ごせるけど」

「潰していこう。負属性は追跡対象と同じだからな、紛らわしいだろう」

「私としても、街中の地下に魔物はありがたくないわ」


 チェリテーラが言う。


「なら近い魔物は潰しながら進もう」


 三人は音源のほうに走った。

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