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黒の章 休憩中
時刻は二十時十七分。
眠るには、まだ早い時間帯だった。にも拘らず、ベッドに横になっている。
今日の戦闘で負った傷と疲労の回復のためだ。
それと、とてつもなく眠い。
「……」
今日のことは、明日にとっておこう。
これからのことは、明日にでも話し合おう。
神やら悪魔やら天使やら、積もるばかりの問題はゆっくりと一つずつ解決していけばいいさ。
『いつか、私を殺しに来て』
約束、したな。
………………あぁ、だめだ。
考えることすら面倒くさくなってきた。
今日は、もう寝よう。
鬱陶しい暑さの中、目を閉じる。
それから間もなく意識は薄れて、夢へと落ちた。




