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色とりどりの黙示録  作者: owen
序章
31/97

サイドストーリー.1-1

 

「……来たか」

 赤い空の下、乾ききった大地に立つ男が、何かを感じ取ったかのように呟いた。

 歳は二十代前半くらい。身長は約百八十センチ。紺のシャツに黒のロングコートにジーンズといった服装で、腰にはベルトが巻かれ、鉈と刀剣が一本ずつ提げられていた。

 髪は黒く、瞳は青い。

 その瞳で辺りに目を走らせる。

 何かが蠢く気配を感知する。

「……奴らも気付いたようだな」

 そう言って、歩き出す。

 奴らよりも先に、あの赤い瞳の少年と接触する必要がある。


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