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サイドストーリー.3
走る去る車を、ホテルの一室の窓から見つめる、十六歳くらいの少女。身長は百六十センチほど。服装は、アメリカの国旗がプリントされた白のシャツにベージュのトレンチコート、右足の太腿から下が切られたジーンズ。髪は、青い毛が混じった長い黒髪。室内だというのにシューティンググラスをかけている。そのため、目元は見えない。
『部外者』なんて名乗ってはいるが、そんなのは名ばかりだ。退屈を好まない少女は、常に自分から荒波に突っ込んでいく。
部屋の中を振り返る。
「あの人達に感謝しないとね」
白く光る鎖で椅子に縛り付けられた、二人の白人男性がいた。
顔には、不気味な顔が貼り付いている。
悪魔だ。
「優しく聞くのは三回までだけだから、正直に答えてね」
ベッドに腰掛け、優しくも何処か冷酷さのある笑みを浮かべて、
「貴方達、黙示録を破って何をするつもり?」




