表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集〔心を謳う〕

長詩〔墨絵理想郷〕

作者: 文月

〔墨絵理想郷〕


当たり前の感性で

見るなら

異常なことで

目を疑った


黒い空を見上げて

白い月に頬を抓る

半世紀

反省し

拡声器

乱用だ

白と黒に染まった

僕の理想郷


儚くて

でもあって

意地悪な

妄想で

世界見渡し

嘲笑う


この世界思い通り

感じてた不満を消して

夢でないこと求めた

少年の瞳

この夢は覚めなくて

思う意味幼稚な希望

全て僕らを満たせる

鮮やかな世界


思う言葉気付いた

無色透明なんだ

理想郷

形だけ

白黒の

夢現

幻にまみれた

理想郷


幼くて

あどけなく

意味のない

幻想で

気付いた時には

もう遅い


この夢は止まらない

生きてる意味消して

世界真実無価値で

墨絵の命

さあ墨絵よ消え去れ

悪夢の理想郷

僕ら夢から醒めれば

いつもの部屋で

悪い夢は消え失せて

変わらないこの世界を


見つめていた


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ