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愛すべき馬鹿の履歴

霜島初の経歴




私、アクィラ艦長ウ゛ィエステは、今回我が航空隊が大規模な損害を被った事により、その再編の資料としてこれを閲覧するものなり



霜島初(Shirusu Shimojima)1944年生まれ、22歳。実家は神社、家族構成は母一人と双子の妹の三人、異母兄として志摩直純(Shima Naozumi)がある



1960年、家計を助ける為との理由から大日本帝國海軍海兵団に入隊と共に予科練の戦闘機コースを希望

1962年、全ての履修科目を修了し(この時点で飛行時間400時間)

二飛曹(Capo di 3 Classe、曹長相当)として鹿屋空に配属、2年間の間は通常任務(年間飛行時間300時間)

1964年には中国大陸で戦闘参加、一度の戦闘で敵機を5機撃墜(撃墜2、共同撃墜3)。大日本帝國海軍新造空母、隼鷹航空隊の要員として錬成開始

同年、一飛曹(Capo di 2 Classe、上級曹長相当)に昇進。隼鷹航空隊、イタリア海軍空母航空隊の指導の為、チベット・イラン・トルコ経由の長距離輸送飛行で移動。隊は分割、霜島初は王立イタリア海軍第二艦隊、空母アクィラ航空隊の指導にあたる(同年飛行時間190時間・移動時間除く)




彼の航空隊での役割は、あいつらは日本人だから出来るのであって、我々が出来るわけがないという言い訳をさせないための、隊の中にいる不完全な人員である

その生来の性格も日本人としては軟派な性格であり、我が方の人員と訓練をするにあたって打ち解けやすい人物であることが望まれた。いわゆる良い警官悪い警官等であるような典型的な愛すべきバカ、である

彼の役割は今までそうだった。しかし、我々の航空隊を教導すべき練達の日本人パイロットは失われた。そのうえで実戦経験があり、訓練による飛行時間を含めて1190時間を越える空母航空隊の戦闘機パイロットをほうっておく余裕は無くなったのだ

我々のパイロットは、年間250時間(フランス230時間、イギリス275時間、いずれも海軍飛行隊)同年代のパイロットより一回りは技量に優るのだから




小隊長任務についたことは無い。だが、ヘルシアの護民官、エミリア・ツィスカをはじめとする人員への航空教練、自身の給金の五割を実家へ郵送、三割を娼館(身体関係だけでなく、不遇な境遇の娼婦とただ遊ぶだけに使っているようだ。ツケがかなり貯まっているようだが、彼が追い出されずに遊べるのはその点があるからのようだ)としているあたりからも、ある程度の数の部下を持たせたとしても、その能力を期待できると思われる



なお、日本に於ける隼鷹飛行隊として、我が海軍でも次期主力艦上戦闘機に採用、ライセンス生産が決定している烈風の搭乗訓練を経ている




大日本帝國海軍に於けるパイロットランク乙(注記・甲は飛行時間2000時間越え、夜間作戦実施可能な技量)

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