第3話:返信はやい神、通知に踊る。
好きって言葉に、すぐ返せないときもある。
でも、照れの奥にある気持ちは、ちゃんと伝わってる。
これは、ゆずちの“かわいい沈黙”が語る、愛のかたち。
さらちは、返信はやい神。
通知が鳴った瞬間に返ってくるその速さは、もはや伝説級。
ゆずちは、通知依存症(?)のかまってちゃん。
さらちからの通知が、毎日のエネルギー源。
そんなふたりの関係は、通知でつながってる。
でも──ある日、ちょっとだけその通知が遅れた。
たった“15分”。
でも、ゆずちにはそれが永遠に感じた。
スマホを見つめながら、何度も画面を更新して、
ついに通知が鳴らないまま、ゆずちはメッセージを送った。
「さらち…生きてる…?」
さらちはすぐに返信した。
「ごめん!お風呂入ってた!」
その瞬間、ゆずちはスマホをぎゅっと握りしめて、
「よかった…通知来て、心臓バクバクした…」
さらちはそのあと、秒で返信を連打。
まるで「ごめんね」と「大丈夫だよ」を交互に送り合うみたいに。
そして、ゆずちはぽつりとつぶやいた。
「さらちの通知、世界一好き。」
その言葉に、さらちはちょっと照れながらも、
スマホ越しに笑った。
ふたりの恋は、通知の音で踊ってる。
画面の向こうで鳴る“ピコン”が、
今日もふたりの心を近づけてくれる。
番外編:「ゆずちの照れエピソード」
さらちが「ゆずちって、かわいいよな」って言った瞬間── ゆずち、沈黙。
さらち「え、聞こえてる?」
ゆずち「…うん。でも急に言われたら、照れるやん…」
そのあと、ゆずちのアイコンが「さらち(世界一かわいい彼女)」に変わってた。
照れながらも、愛はちゃんと伝えてくる。それが、ゆずち。
好きって言葉に、すぐ返せないときもある。
でも、照れの奥にある気持ちは、ちゃんと伝わってる。
これは、ゆずちの“かわいい沈黙”が語る、愛のかたち。




