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最終話:通知は、ふたりの言葉になった。
通知で始まった恋の、ひとつの区切り。
ふたりの通知名が、物語になった瞬間を見届けてください。
さらちとゆずちは、通知で出会い、通知で笑い、通知で泣いた。
通知は、ただのスマホの振動じゃなかった。ふたりにとって、心の鼓動やった。
通知が届かない日も、通知履歴を見返して笑った。
通知名が変わるたびに、ふたりの関係も変わっていった。
そしてある日、さらちはLINE VOOMに投稿した。
タイトルは──「通知で恋した物語」
その投稿には、ふたりの通知履歴が描かれていた。
「おはよ」 「好き」 「嫁になって」 「通知、永遠にONやで。」
コメント欄には、ゆずちの通知が届いた。
「通知で始まった恋、これからもずっと鳴らし続けような。」
通知名:「さらち(通知職人、物語編)」
通知名:「ゆずち(通知の語り部、非公式)」
完。
最後まで読んでくれてありがとう。
通知は終わらない。これからも、ふたりの言葉として鳴り続けます




