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第9話:ゆずち、さらちの愛に救われる。
元気がない日も、言葉にならない夜も。
これは「そばにいるよ」がすべてを救った、ふたりの話。
ある日、ゆずちは元気がなかった。
通知も鳴らない。返信も遅い。
さらちは不安になった。
「ゆずち、どうしたん…?」
ゆずちは、ぽつりと答えた。
「なんか、全部しんどくて…スマホも見る気せんかった…」
さらちは、すぐに通話をかけた。
何も言わず、ただ「ここにいるよ」って伝えた。
その夜、ゆずちは泣いた。
さらちは、静かに言った。
「ゆずちが笑ってくれるだけで、さらちは幸せやねん。」
その言葉が、ゆずちの心を救った。
通知が鳴った。 「ゆずち(世界一大切な人)」に変わった。
通知が鳴った瞬間、心が少しだけ軽くなった。
さらちは、ゆずちの笑顔だけで幸せになれる存在だった。




