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令和鬼合戦4:出雲惨劇 〜神去りし地の絶望〜

興味をもっていただきありがとうございます!

ついに舞台は出雲へ。結界師が守る黄金の防壁の中で、一番隊・二番隊が壊滅的な打撃を受けています。 源隊長の一撃と、それを上回る鬼たちの狡猾な罠。

怒りに任せて飛び出した羅夢多を襲ったのは、一体何なのか。守るべき結界師たちと、最強の忍者。絶望の夜が深まります。

 島根県出雲。かつて八百万の神が集ったその地は、今や見る影もなく異形たちが跋扈する地獄へと変貌していた。


「……くそっ、まだ来るのか!」


第一番隊隊長、一二三源三ひふみ・げんぞうが吐血しながら叫ぶ。その隣では第二番隊隊長、田沼雫たぬま・しずくが、ボロボロになった外骨格を軋ませながら刃を構えていた。

二人は共に対鬼特務忍群でも珍しい「自己回復専門」の忍者だ。他者を治すことはできないが自らの傷を塞ぎ、常に最前線で鬼を引き付けて戦い続ける。だが、その驚異的な回復力をもってしても今の状況は限界を超えていた。

 一、二番隊の生存者は、両隊長と攻撃・回復を担う副隊長たち、そして新人の下忍二名のみ。他の隊員はすべて物言わぬ肉塊となって大地に転がっている。

彼らを守っているのは、急遽駆けつけた結界師たちが展開した大規模結界だ。黄金の光を放つその防壁の中央では、上級結界師の二人、岸部きしべ 宗全そうぜんが錫杖を握りしめ、その傍らで神門かんど 志乃しのが呪符を空中に展開していた。志乃は結界師装束の上にタクティカルベストを纏い、耳元のインカムで状況を叫ぶ。


「援軍はまだですか!?」


 結界の外には、かなりの数の鬼とその中で異質な殺気を放つ四体の化け物が鎮座していた。パッと見ただけで「S級」だと理解できる、圧倒的な神威。


 一体目は、身長は四メートル。腕が六本あり、それぞれの手に凶悪な金棒を握る白の一本角。角そのものが一メートルもあり、異常な威圧感を放っている。


二体目は、六メートルを超える巨躯に、大きく湾曲した角を持つ白の二本角。自身の身長を超える金棒を持っていて引きずりながら歩いている。


三体目は、四メートルほどの身体に腕が四本。顔が前と後ろに二つある不気味な白の三本角。その顔は何故か笑っている。


そして最後の一体。角に激しい電気が走り、全身を漆黒に染めた四本角の黒鬼。人間に興味がないようで結界を攻撃している。

四体とも目は二つ、人間のような端正な顔立ちをしていながら、その瞳には慈悲など一片も存在しない。


 ドォォォォォォォォン!!


 結界がS級たちの攻撃でひび割れ、終焉が目前に迫ったその時、天を割るような衝撃と共に「最強」が降臨した。


「先に行っている!」


輸送ヘリからの超高度降下。源雲切みなもと・くもきりが、空中で野太刀を抜き放つ。


「おおおおおッ!!」


源は落下の勢いそのままに、電気を纏う黒の四本角へ一閃を見舞った。


ズバァァァァァン!!


凄まじい衝撃波と共に、漆黒の巨躯が真っ二つに両断される。最強の牙による、文字通り一撃の断罪。しかし、S級の強固な肉体を斬り裂いた代償か、源の手にある愛刀が、キィィィィンと悲鳴を上げて粉々に砕け散った。


「援軍だ!」


結界の中から歓喜の声が上がる。刀を失った源は止まらず、素手のまま隣に立つ白の一本角へ肉薄した。その掌が、鬼の胸部に触れようとした、その瞬間――。


 ドガァァァァァン!!


 凄まじい爆光が源の左手を包んだ。


「……何ッ!?」


爆発したのは鬼ではない。源の左手だった。

白の一本角は、源が来ることを予見していたかのように触れられた術を逆流させる防護術式をその身に宿していたのだ。

 源は瞬時に防御忍術を展開したことで致命傷こそ免れた。しかし、その左手は無惨にひしゃげ、数箇所を複雑骨折して力なく垂れ下がった。


「隊長おぉぉッ!!」


その光景を見た羅夢多らむだの脳裏から、理性が消失した。

隊長を救わなければ。

逆巻く怒りに突き動かされ、S級の群れへと飛び出した。


「止まれ、羅夢多ッ!!」


相田副隊長の叫びが遠のく。

直刀を引き抜き、白の一本角の首を狙おうとした、その時――。

 世界から、光が消えた。

衝撃も、痛みも、音すらない。

自分が何をされたのか、何が起きたのか。

羅夢多の意識は強制的に遮断され、彼は深い、深い暗闇の底へと気絶し、沈んでいった。

お読みいただきありがとうございました!

結界師の神門志乃が登場し、なんとか防衛線を維持しています。S級鬼たちの「人間のような顔」と「人間以上の知略」。これまでの鬼とは明らかにステージが違います。

気絶した羅夢多を待つのは!?

もし「羅夢多、目を覚ませ!」と思っていただけましたら、 ぜひ下にある**【☆☆☆☆☆】を評価していただいたり、【ブックマーク】**をいただけますと幸いです!

次回、第五話をお楽しみに!※AIとの共同執筆作品となります。

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