4話.いざゲーセンへ!
こんにちは!こんばんは!とある蚊です!
今回も読んでくださりありがとうございます!
「先輩、遅いですよ……」
かれこれ奏は1時間ほど待ち合わせの場所にいることになっていたのだ。
「だーかーらー、悪いって言ってるじゃないっスか!」
「昼飯奢ってもらいますからね」
さすがにこれ以上先輩を誤らせるわけにはいかず、昼飯を奢ってもらう約束で遅刻の件は解決した。
「ところで今日はどこに行くんですか?」
とくに詳しいことは聞かされず奏は大斗に連れてこられたのであった。
「そういえば言い忘れてたっスね!」
「1番肝心なところを教えてくれなきゃないを持ってくればいいのかがわからなかったんですよ!」
今日の奏の持ち物は携帯に財布という簡単な持ち物であった。
「とりあえず100円がたくさんあれば平気スかね」
——100円?
「とりあえず行くっスよ!あっちの方向に5分ほど歩けば着くっス」
先輩の後を歩いて5分ほどすると先輩がとある建物の前で止まった。
「ここっス!さて、狩りまくるっスよ!」
「えーと、ここはゲーセンですか?」
奏はゲーセンに来るのはとても久しぶりであったため、楽しみではいたが『狩りまくる』という言葉が理解できていなかった。
まさかあんなにも熱中するゲームだったとはこの時は知りもしなかった。
「今日、奏っちを呼び出した理由はこれっスよ!今流行りのゲーム『バレットハント』をやるためっス!」
そう言って大斗が指差した場所にはたしかに『バレットハント』という名のゲームがあった。
「さて、狩りまくるっスよ!」
——なるほど……『狩りまくる』とはこのゲームのことだったのか……
文字数が少ない…かな?