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非ヲタの俺はヲタクになんてなりません!  作者: とある蚊
第1章 奏と個性的な仲間たち
2/4

2話.個性的な部員たち

遅れてしまい申し訳ないですm(_ _)m

最近色々と忙しい為投稿間隔が空くかもしれませんが、皆さんがポイント評価、感想、ブクマなどをしてくださると活力になるのでお願いします!

非ヲタの俺はヲタクになんてなりません!

著 とある蚊


「ところでかなでくんはどういったものが好きなの?」

唐突に美少女に質問をされ奏は反応に困ってしまう。


——どういったもの?アニメなんて俺は見ないのだが…


「えっと、(国民的アニメ)とかですかね?」


3秒ほどの静寂があった。


——アニメなんて全くわからないですけど!?


「え、と、(国民的アニメ)たしかに良いよね!奏くんはそういう感じのが好きなんだ」


「実はアニメほとんど知らないんです……」


アニメを知らないのにアニメ研究部に入部するのは訳がわからないが、美少女からの質問となればアニメに関しての知識はゼロだが答えないわけにはいかない。


「ほとんどわからないのにどうして入ってくれるの?」


——二大女神がいるからです。


なんて言えるわけもなく数秒間の静寂が訪れる。


「2人で仲良く話してるところ悪いんだけど、我々も自己紹介をしてもよろしいかな?」


空気を読むことができないやつだと思ったが、この状況ならそれは救いの手であった。


「ごめんなさい!部長たちも奏くんと話したいですよね!私が奏くんを独り占めしてしまい申し訳ないです……」


——独り占め……ああ、なんて良い響きなのだろうか。


「別に悪いとは言っていないんだけど、部長として新入部員には自己紹介したくてネ……」


部長さんもやはり美少女には勝てないらしい。それもそのはず、ファンクラブまで作られている怜奈れなさんの発言に反対なんてした暁には総勢400人越えのファンクラブ会員に火炙りの刑にされてしまうだろう。


「では失礼して……僕がこの部の部長である、幸田ゆきだ 八雲やぐもだ。1年間よろしく頼む」


真面目そうでヲタクになんて思えないなと感じたのもつかの間であった。


「ちなみに推しキャラはテイラたん!テイラたんは僕の嫁であり、誰にも譲りません!」


——あ、典型的なヲタクなんだな。


真面目そうな見た目ではあるが、人を外面だけで決めるのは良くないなと奏は感じるのであった。


「次は自分っスね!自分は崋山かざん 大斗だいとっス!

推しキャラは(国民的アニメキャラ)っス!自分は2年生なんで2年間よろしくっス!」


唯一聞いたことがある名前が出てきてくれてホッとする。

見た目のインパクトはかなり強い大斗であるが(左腕の無駄に多い傷のせいであろう)思ったよりも普通の人である。


「なにをそんなに見てるんスか?」


「あ、いや、その腕どうしたのかなと思いまして……」


見たくなくても視界に入ってしまい、聞きたくなくても思わず聞いてしまう。


「それ、聞いちゃいますか……

この腕は神々の聖戦に参加した時に負った傷っス」


——初めて見たけどこれが中二病なのか……


大斗は中二病であった為、所詮は犬やら猫にやられた傷さえも誤魔化すような人間であった。


「君も自分といっしょにこの世界を変えてみませんっスか?」


—— この人……どこまで本気なのだろう


今後の雲行きに心配になる奏であった。



間隔が空くかもですけど次話でもよろしくです!

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