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レベル6

 ふたりっきりの朝食はいい雰囲気だ。

 接着力ぅですかねぇ……。

 普通だったら、対面で座るんだろうけれども、クインはわたしの横に座っている。

 手を伸ばせば届く距離。

 長方形をした机にそのまま対面で座ると、たぶん手を伸ばしても届かない。

 だから隣に座ったのだろう。

 いつでも撫でていいんですよ?

 そんな距離感が嬉しい。

 とても安心する。

 気にならない程度に、クインの様子を見ていたが、特に「いただきます」に相当する行為はないようだ。

 神様へのお祈りもなく、そのままスプーンを手にとって、おもむろに食べ始めた。

 もしかしたら、本当は聖句やらなにやらがあるのかもしれないが、わたしがいるからあえて省略したのかもしれない。

 神様の名前も知らないわたしである。

 そういえば、あの美少女声の神様も名前知らないままだったなぁ。

 まだ一日も経過していないけれど、すでにわたしの中では感謝マックスである。

 愛ってやっぱり大事。

 世界は滅びちゃいけません。

 ともあれ、朝食開始です。

 見た目は普通といってもいいだろう。

 ジャガイモが緑色だったんで、作ったマッシュポテトも緑色になってしまったけれど、それ以外はオムレツは普通だし、ベーコンもカリカリでおいしそう。

 クインは、もしかして犬食いでもしちゃうんじゃないか、というひどい考えが一瞬浮かんだけど、もちろんそんなことはなく、スプーンを使って器用に食べている。

 ついでに、わたしもスプーンくらい使える。

『あら。上手』

「ふゅふふ」

 変な笑いが漏れるが仕方ない。

 初めて、母親以外の女性と、お食事しちゃった!

 ドキドキがとまらない。

 スペシャル☆心不全って感じ。

 人間じゃないからノーカンなんていわないで。彼女はまぎれもない『人』だし、しかも、心根の優しい天使みたいな女性なのだ。クインの笑顔がまぶしい。まぶしすぎる。後光がさしてる。

 そんな人とお食事ができるなんて、嬉しさしかこみあげてこない。

 愛しさが溢れちゃう。

 しかも、よく考えてみれば、わたしとクインはいっしょに料理したのだ。

 いっしょに。

 これはポイント高いですよ。

 もう、わたしとクインは同棲しちゃってるといっても過言ではない。

 大人の階段昇るぅ~♪

 テンションあがりまくりなわたしだったが、料理もしっかり味わって食べてます。

『おいしい?』

「ん?」

『おいしい?』

「んん!?」

『ナイ。おいしい?』

「んーぅ?」

 何回か同じフレーズで、質問を受けている。

 なにがいいたいんだろう。

 熱くなかったか。

 口にケチャップついてる。

 いろいろと考えられるが、やはりここは定番の「おいしい」だろうか。

「おいしぃ……」

 控えめにおずおずと答える。

 じっとクインを観察。

 そうしたら撫でられた。

 よかった。間違ってないみたい。

 いまのはやっぱり「おいしい」だったんだ。

「料理。おいしい」

『そう。よかった。ナイがいっしょに作ってくれたおかげね』

 これはもう勝ち確ですな。



 はぁ。食べた食べた。

 胃が小さくなってたのか、あれくらいの量でも、結構限界ギリギリでしたよ。

 それに、異世界での初めての食事だったせいか、ものすごい勢いで血糖値があがっていくのを感じる。

 なんか、身体の奥が熱い。

 糖分に酔っている感じ。ふわわって感じ。

 ただ、前世のようにおしっこが泡立つのを見て、戦々恐々とする年齢でもないと思う。

 血糖値なんて怖くない。

 怖くないんだ……。

 いまの身体なら。

 生活習慣病、糖尿病なんて恐ろしい病気は、まだまだ先の話だと思うし、単純に小さな身体が食べ物からエネルギィを取り入れようとしているのだろう。

 いまの小学五年生の身体は、やっぱり普通に小学五年生の身体らしく、生きる力に溢れている。

 子どもの頃に、意味もなくダッシュしたくなるように。

 身体から若さがあふれ出しちゃいそう。


 つまり…………。


 なんというか…………。


 わたし…………。


 結構…………。


 暇です!


 あれからクインは食事が終わったあとの皿洗いをしている。

 わたしも手伝おうとしたんだけど、ソファのところにいくように指示されてしまった。

 手伝いたいが邪魔になっては本末転倒。

 敗軍の将は余計なことは言わないものなんです。

 だからわたしはソファの上でコテンと横になってまるまってる。

 本当の本当に何もすることがないので、ふくらはぎあたりの感触を確かめてみたり。

 すっと片足だけ伸ばしてみれば、見た目は陶器のような白さ。

 でも、病的ってほどでもなくて、子どもっぽいミルク色の柔肌って感じ。

 手をすべらせて見たら、やわらかい。

 ぎゅっと握るとすぐに骨の感覚がして、ほっそいなって感覚。

 べつに足フェチでもないと思うんだけど、普段、見慣れない美少女の足をゼロ距離から鑑賞するのは、なんともいえない趣がある。

 珍しい眺めというか……。

 単なる棒のような直線ではなくて、微妙にS字ラインを描いて折りたたまれたそれは、そこに存在するだけで、扇情的というか。

 幼さの中に蠱惑的な何かがあるというか。

 たぶん、ロリコンだったら惹きつけられそうな感じ。

 まるまってるせいで、白ワンピもめくれあがって、ふととものかなり上の部分まで見えちゃってる状態なのも、たぶん自分のことじゃなければ、ドキドキしたかもしれない。

 でも、自分なんだよな。

 どこまでいっても自分。

 自分の身体に欲情するかといわれると、なんだか微妙な感じで。

 わたしはわたしの身体に慣れていないせいか、他人のようにも感じていて。

 まあ、それなりな感じというか。

 自分だしっていうか。

 確かに綺麗なことやかわいいことは悪くないよ。

 なんというか、自分が他人を傷つけなくて済むというのがいい。

 正確には、他人に傷つけられると思われなさそうなところがいい。

 最も攻撃性が認められないかたち。

 小学五年生に害されるとはまさか誰も思わないだろうけれども、得体の知れないおっさんが電車の隣の席に座ってると、なんとなく怖いとか、そういう感じ。

 だから、今のわたしが少女の身体であるということは悪いことではない。

 お肌もつるつるで、見た目的にも綺麗で。

 それは悪いことではないし。

 すべすべの足をマッサージしてると、なんか気持ちいい。

 ちょっと落ち着く。

 いろいろとわけのわからない妄想ばっかりしているけれども……。

 なんか落ち着くっていうのは今の心境をリアルに表してるかもしれない。

 落ち着くけどそれだけ。

 べつにえっちな気分になったりしない。

 手持ち無沙汰なのが少しだけ解消されて、ほんとに落ち着きはするんだけどね……。

 ああ、そうだ。

 唐突に気づいてしまった。

 わたしはこうやって足を触りながら、落ち着こうとしている。

 あえて落ち着こうとしているんだ!

 なんといえばいいか、引越しとかでよく使うプチプチのアレを潰して遊んでいるような、そんな気分。

 それなりに熱中しているけれども、頭の中では"ほかのこと"を考えてしまっている。

 本丸はそれ。

 なんの生産性もない行為をおこなう中で、自分の中の不安が大きくなってくるのを感じる。

 この不安から目をそらしたくて。

 ちょっとでも逃れたくて。

 気をまぎらわそうとしているんだ。

 なんという退行現象なのだろう。

 子どもっぽさマックスじゃないですか。

 クインが目の前にいないだけで、ほんのちょっと離れているだけで。

 たった一部屋離れているだけなのに。

 不安でしかたがない。心細くてしかたがない。

 はぁ。

 心のため息がでちゃう。

 暇なのは、なんというか、自分の存在が問われているようで心苦しいものだ。

 べつに、クインがわたしのことをいらなくなるとか、そんなことを思っているわけではないけれど、みんなが必死に仕事をしているときに、自分に与えられた仕事が、たいしたものではなくて、ひとりだけ早く終わっちゃって、そんなときに生じる罪悪感のようなものが、いま、私の胸の奥に生じている。

 いきなりいらない子宣言されちゃった。

 いや、そんなんじゃないっていうのはわかってるんだ。

 単に、子どもは居間でテレビでも見てなさいってことなのかもしれない。テレビないけど。

 そうだよ。

 暇を潰せるようなものが何もないのが困りもの。

 こんな後ろ向きな考えを招いちゃう。

 だったら、自分で暇を潰さなきゃ。

 ひとり遊びしなきゃ(意味深)。

 わたしはソファから飛び起きた。ちなみに家の中も靴を履く文化ですけど、ソファのうえではなんとなく気になったんで、靴は脱いでました。

 いま、装着。

 靴ぐらい自分で履けますよ?

 クインなら下手すると靴も履かせようとしてくるかもしれないけど。

 自分ができることは自分でやらなくちゃ。

 甘えてばかりではいられない。

 とりあえずできるところからということで、家の中を探検しよう。

 クインはたぶん怒らないだろう。

 さっき教会みたいなところで、おそらくはいっしょに住まないかというようなことをいわれたと思うし、いきなり追い出されることはないはずだ。

 だとすれば、わたしは少しぐらい、この家のことを知っていてもいいはず。

 まあ、平屋なんで、すぐに済むと思います。

 まず、手始めに一番近かったドアを開けてみた。

 この家のサイズはクイン仕様なせいか、ちょっとだけドアを開けるのに苦労する。

 肩のあたりまで腕を上げないとドアノブに届かないのだ。

 ひとつの目の部屋は、うん。なんの変哲もないお部屋って感じですね。

 部屋の端のほうには巨大でいかめしいデスクが置かれている。

 まるで、執務机って感じ。

 会社の事務机なんかよりももっと重厚で、格調高い。

 上には羽ペンが挿してあって、いろいろな書類が置いてある。

 ここもギリギリ頭が乗るくらいの高さだったけど、がんばって懸垂してみましたよ。

 机の上にはいくつかの書類が置いてあった。

 当然、読める文字ではなかった。

 けれど、文字があるということは、それなりの文明力があるということだし、少なくともクインは文字が読める、教養があるということだ。

 そういえば、クインはいったい何の仕事をしているんだろう。

 今日は、仕事はお休みなのだろうか。

 まさか、毎日がエブリデイなわけはないと思う。無職になるっていうのは、状況的にしかたのない部分もあるかもだけど、時間が経つにつれて、それは自分の責任になっていく面も大きいと思う。

 なんというか、部屋の中が荒れていくんだ。

 自分の心の荒み具合をあらわしているかのように、無職の期間が長くなるにつれて、生活もどんどん荒れていく。だから、お部屋の中も汚くなっていく。

 こういうふうに、落ち着いた状態というか、部屋の中がきれいに収まっている状態で、クインが無職だとは考えにくい。もしかしたら、クインがわりと年をとっていて引退しているということも考えられるけれど、それにしたって、若すぎる声だし、あの若い猫耳さんと親しげに話していたから、そんなに年は離れていないと思う。

 だから、引退ではなく、なにか仕事をしているんじゃないかというのがわたしの考えです。

 ちなみに、この机の上にのっている資料が、その答えなのかもしれないけれど、わたしにはわかりません。

 そういえば、紙があるっていうのも、結構文明力高いな……。

 重要な資料かもしれないので、慎重にだが、手にとってみてみる。

 少しざらついているけど、わりと綺麗だ。

 サイズも一定だし、中世レベルよりはもう少し近代よりなのかもしれない。

 そっと紙を置く。

 ふむぅ。

 まったくわからない。

 しかし、わたしはこの世界で、クインの助けになりたいんだ。

 いっしょに住む以上、言葉も文字もわからないでは、文字通り『話にならない』わけで、わたしが最初にすべきなのは言葉を覚えること。

 がんばらなきゃ。

「ふんすっ」

 この部屋はこのくらいにして、次のお部屋に向かいます。

 む、ここはわたしが目覚めたところですね。

 たぶん寝室なんだろう。

 部屋の中には大きなベッドがひとつ置いてある。

 何の変哲もない普通の部屋だ。

 あまりスプリングが利いてないベッドと、もふもふな毛布。

 もしかして、この毛布ってクインの……。いやいや何を考えてるんですかね!?

 よく触ってみると、手触りが違うし。

 お次の部屋は、ちょうど、この部屋の対角にある。

 ドアの前には、プレートが掲げられていて、文字はわからないけど、なんだかプライベートルームって感じだった。

 やっぱり躊躇してしまうな。

 さすがに、個人のお部屋に許可もなく立ち入るほど、わたしは礼儀しらずではない。

 やめとこう。

 とりあえず回れ右をして、次のお部屋に向かう。

 次のお部屋は、十畳くらいの大きさの私からすれば十分広い部屋だった。

 しかし、十畳ってたぶんクインの大きさだと六畳くらいの広さなのかな。

 ここには、いろんな小物が置いてあって、なんだか生活臭がする。

 あ、もしかして、ここもプライベートルーム?

 誰かの個室なのかも。

 ちょっと罪悪感が湧いたが、いまさらどうしようもない。

 もうわたしは部屋の中に入ってしまっている。

 振り返り。

 なんのために振り返ってるんだと思いつつ、

 部屋の中に身体をすべらせる。

 綺麗に掃除してある。

 そして、知的な雰囲気。

 クインのように優しげな感じもする。

 書棚があって、キコキコ前後に動く椅子があって、たぶんここで本を読んでるんだろうなと思う。

 椅子のサイズは巨大なので、たぶんクインか、クインと同種族の誰かが座るんだろう。

 ここが、もしクインの部屋だとすれば、

 隣のプレートが掲げられていた部屋は、

 たぶん……、もしかして……『夫』のものだったりするのだろうか。

 その誰かはこの家に確固とした部屋を持っていて、クインといっしょに暮らしていて、きっとわたしなんかよりずっと仲が良くて、そんなところにわたしは異物として存在している。

 エイリアンはわたしだ。

 わたしは人間だし。クインや猫耳さんとは違う。

 異種族。

 言葉でいくら取り繕っても、違う存在なのは間違いない。

 耐えがたいほどの寂しさが襲った。

 うぐ。

 考えただけで、ものすごくおなかが痛くなってきた。

 もう身体が全身で拒絶の意思を示している。

 クインがわたし以外の誰かと親しげにしているシーンなんて想像したくなかった。

 わたしお邪魔虫になっちゃう。

 わたしいらない子になっちゃう。

 男としてという意識も、そりゃちょっとはあるけれど。

 そんなことより、もっと根底の、わたしがわたしとしていてもいいんだという証が揺らぐ。

 もう、罪悪感なんていってられない。

 わたしの存在意義が、確かめろといってくる。

 悪魔の声でも天使の声でもなく、わたしそのものが、わたしの魂が確かめろといってくる。

 全会一致の決議に、わたしはすばやく隣の部屋に向かった。

 プレートのかかっている部屋。

 躊躇なく開く。

 もしかすると鍵がかかっているかもと思ったが、そんなことはなかった。

 そして、一瞬で悟る。

 そこは思ったとおりの部屋だった。

 想像していたとおりの部屋だった。

 きっと、わかっていたんだと思う。

 男の部屋ではない。

 クインの配偶者の部屋ではない。

 その可能性も少しはあったけど、もっと致命的な。

 もっと、わたしにとって危険な。

 ぶるりと全身が震えた。

 まるで床が抜け落ちたかのような頼りなさだった。

 女神様に落とされたときのように、心の中に黒い暗黒が顔を覗かせた。

 いままで――、本当はわかってたんだけど、本当は考えないようにしてたんだけど。

 この家って『誰か』がいた形跡があった。

 それはたぶんわたしと同じくらいの身長の『子ども』だ。

 その子はおそらくちっちゃくて、精神年齢的にはもしかすると5歳くらいの、そんな女の子だと思う。

 わたしが幼稚園児扱いされてるのも、たぶんそれが理由。

 家の中に、まるでわたしのために用意されていたかのように、洋服とかわたしにあったサイズのお皿とかスプーンとか、ステップとか、そういうのがあったのは、たぶんその子がいたから。

 じゃあ、いま、その子はどこにいるんだろう。

 たぶん……。

 うん……、そういうことなんだと思う。

 クインが20代半ばから後半くらいの年齢だとすれば、子どもが独り立ちするような年ではない。

 それにクインのわたしへの扱いは、これ以上ないくらい甘く、過保護だ。

 だから、たぶん……、その子はいなくなってしまったんだろう。

 ただ、わたしは心のどこかで計算してしまう自分のことが嫌いだった。

 その子がいなくなっているからこそ、わたしがここにいられるんだって。

 クインがかまってくれるのも、その子がいないおかげなんだって。

 いま、その子がいないことに気づいて、心底ほっとしている自分がいて、そんな計算をしてしまう自分が、たまらなく嫌だった。

「ふ。ぐぅ……ううっ」

 なんて醜いんだろう。

 いくら生まれ変わったって。

 いくら身体が清らかになったって。

 心根の卑しさだけは変えられない。

 そう思ってしまったら、もう耐えられなかった。

 ダムが決壊したかのように、感情の荒波を抑えられない。

 滅んでしまえばいいのに。

 こんな存在、本当に救えない。

 害毒にしかならない。

 世界の癌だ。早く、誰か。

「わぁぁぁん。うわぁぁぁん」

『どうしたの? ナイ』

 驚いた様子でクインが入ってくる。

 ぎゅっと抱きしめられる。

 人知れず安心感も湧くが、しかしいまのわたしはクインの顔を見ていられない。

 こんな醜いわたしを見せたくない。

『どうしたの?』

 どうしたのと聞いてくるクイン。

 こんな複雑な言葉にできない気持ち。

 どう言えばいいんだろう。

 わたしはこの心を知られるのが怖いのに。

 わたしはひとかけらも伝えたくないのに。



 覚えた言葉

 『ナイ』『クイン』『名前』『はい』『いや』『倒れる』『アニー』『どうしたの』『料理』『着火』『消火』『水』『おいしい』

タイトルがどうもしっくりこなくて変更してみました。なんか今風になった・・・かな?よくわかんないです。

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