表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

おとぎ話『叡血の魔導書』

『むかしむかしあるところに一人の少女がいました。

 

 その少女はお爺さんと山で静かに暮らしていました。


 お爺さんはその少女をとても可愛がり、いつも笑顔が

絶えない、そんな幸せな生活を送っていました。

 

 ですが、あるときその生活が一変しました。


 お爺さんが死んでしまったからです。


 少女は毎日深い哀しみにつつまれました。

 

 そしてさらに悪いことが少女に襲いかかりました。


 お爺さんの死を知り、隣の国が攻めてきたのです。


 実はお爺さんはその国の英雄的存在で他国への抑止力となっていたとか・・・


 しかし、そんな難しいことはまだ幼い少女にはわかりません。


 ただ、懸命にひたすら敵国の兵から逃げ続けました。


 そして、逃げ続けるうちに少女の姿が変化していきました。


 髪は流れるように美しい黒髪に、


 目はすべてを怨むような深い緋色に、


 黒い羽根が生え、犬歯がのびて、


 そして手には真紅に塗られた分厚い本が抱えられていました。


 少女はそのまま空の彼方へと飛びだっていきました。

 

 少女が何処に向かったのかは誰にもわかりません。


 ただ少女が飛び去った後の大地にはシオンの花が咲き乱れていたそうです。

 

           オラシオン王国昔ばなしより 』


 




受験終わったら本編書きます

それまで小話を書くかもです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ