第四話 明日晴れるかな?
ずいぶんあいてしまってすいません!
読んで下さった方々本当に有難うございます!
お風呂から出て持ってきた下着に着替えた。
お風呂上がりはやっぱり冷えますね〜
素早く服を着て沙紀は外に出た
髪の毛はびしょびしょである。
外では愁が腕を組んで待っていた。
男らしい姿にすこしびくっとした沙紀である。
「愁さん!ま…待たせてすみませ…ぶしゅんっ」
くしゃみをしてしまった私を見て愁さんは軽く笑った。
髪から水がポタポタと垂れているせいかくしゃみが止まりませんっ!
「くしょんっ」
「だ―…髪の毛乾かさないから風邪引くんだ」
「そうなんです…くしょんっ」
「…タオル」
愁さんはタオルを私の頭に被せた。
お父さんみたいです。
////////てへへ。
「………帰るぞ」
「はーい」
「………寒くないか?」
「大丈夫ですヨ」
実は寒いんですっ!
私夏生まれだから冬が苦手で…って今春!!
しかも4月!
私…頭おかしいんじゃ…(泣)
百面相をしている私を見て再び笑った愁さん。
そんな笑顔に私は気付かなかったんです。
勿体無い…
「着いたよ」
「はわ?もう着いちゃったんですね?!」
「変な奴」
「なんか言いました?」
天然で返した沙紀に愁は溜め息をついていた。
「じゃあサヨナラ」
「あ、お休みなさい!」
俺は部屋に入っていった。
部屋に入ると何か一気に疲れてきた。
女の子の付き合うなんて面倒くさいことしたことなかったからな。
アイツ…変な奴だよ。
男の子苦手だって言ってる癖に俺には懐いて。
いつか俺の女嫌いが治ったらアイツと…
いやアイツも男の子苦手なんだよな…ゝ
少しでもアイツのこと守ってやらなきゃな。
意外とかわいいし。
(違う意味で)
ま…いつかだけど。
***********
はあ…緊張しますた!
男の子苦手な私が初めて会った人と温泉(銭湯)行っちゃいました?!
いや…それは別に良いんですがね…〆
私なんだか幸せです。
変人で結構です。
コケコッコ〜(笑)
私はベランダに出て習慣の天体観測を始めた。
昔から星を見るのが大好きでおばあちゃんと見てたんです。
空一面に広がる星空がすごくきれいで。
手を伸ばせば届きそうで届かない。
初恋のようなものです。
ふふふ。
初恋もしたこと無い人が何言ってるんでしょうね。
一つ流れ星が流れた。




