最終話 メッセージ
こんばんは!
これが本当の最終話です!
皆さんへのメッセージがキャラクターからあります!
ついでにストーリーもあります
是非、感想を下さいね☆
最後までお付き合いよろしくお願いします☆☆
え?皆さんへメッセージ?
そ、そんな滅相もない…
「沙紀?どしたの?」
「なんか…一人一人読者様へのメッセージをしろと千尋さんから言われたんです」
「ふぅん」
「愁さんやりますか?」
「沙紀がやるならな」
ダダダダッ
「ね―っ!何の話ぃ?」
「あたしたちも混ぜてよ!」
「夏樹くん!真子さん!」
「あら、私もいるわよ」
「………静、お前髪の毛切ったんだから男言葉にしろよ」
愁さんは呆れ顔で静さんの頭を軽く小突いた。
仲良いですねえ。
「で、何の話してたの?」
「……あの」
「えっとですね〜」
「……ねえ」
「千尋さんからの頼みだそうなんですが読者様へのメッセージを一人ずつして欲しいという話なんです」
「……完全無視かよぉぉぉぉっっ!!!!!!!!!!!最初から俺いたんだよぉぉっ!!!」
突然?現れた鏡さんに全員がびっくり。しかも泣いています。
………?
あ、眼鏡かけていないから気付かなかったんですよ!多分。
「えと、鏡さんも混ざりますか…?一応レギュラーなんで」
「……アスカが酷いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!(泣)」
……すいません。
なんだか冷静に最近なりまして
「あの話進まないんですけど」
「……」
「じゃあちゃっちゃかやっちゃおーかぁ〜」
「そうですね」
☆解説[菜川光一]☆
…え、ちょっと待て?
何で俺が解説?
一応最後らへん出てたよね?
………。
分かったよ。
俺様が解説してやろうじゃねえか!!任しとけ!!
まずはキミに幸あれ!主人公、
『水野沙紀』!
「はい!皆さんこんにちは!
水野沙紀です!
皆さんには色々とお世話になりました。本当にありがとうございました!
愁さんとの出会いや、夏樹くんや鏡さん、沢山の友達が出来て幸せでした!
……うう…(泣)
また会える日まで、皆さん笑っていて下さいね!
ありがとうございました!」
うん。
やっぱり主人公だね、お前。
俺もお前に幸せ分けてもらったって感じだからな…。
おっと。話を進めよ。
次は、クールなキャラ
『猪垣愁』!
「………ああ。忘れてた。
……皆さんありがとうございました。一応お礼言っとかなきゃ沙紀に後で叱られるからな。
まぁ、楽しかった。
それは本当だと思う。
皆がいてくれたから、もある。
だから、ありがとう」
最後までクールだな、おい。
でも、ま、それが猪垣らしいっちゃらしいんだよな。
次は、裏表アリ
『灰原夏樹』!
「はぁい☆夏樹だよ!
みんなありがとうね!!
僕にとってみんなは大切な人たちで、本当に感謝してるよぉ♪
真子とだって付き合えたしねぇ
これからも宜しくねえ☆」
う―ん。
そうだよなぁ。
大切な人たち…かぁ。
良いこと言うなぁ、鬼畜…。
え?それはお前だろ?
………ご名答(笑)
じゃあ次いくぞ?
次は、オタク青年
『椎羅鏡』!
「オタク青年って…。
まぁ合ってるけどさ…。
皆さんありがとう。
俺が頑張ってこれたのは茶衣のおかげだけども…ぐほぉあっ?!
わ、分かった!真面目に話すから夏樹蹴らないで!!
いたたた…。
皆さんも元気でね!!!」
………灰原に蹴られてたし(笑)
幸せでいいな―。
次、オカマだけど超美人
『路乃静』!
「あら、ありがとう。
みんなありがと。
私は、楽しかった、とでも言っておこうかしら。
恋をしたのだってさーちゃんが初めてで愛したのもさーちゃんが初めて。
みんなには支えてもらったわね
貴女たちも頑張りなさい♪」
お姉さんタイプだよな。
沙紀に恋したのはいい経験って感じじゃないのか?
頑張れよ!
さて、次は、愁の元カノ
『時枝真子』!
「みんな!大好き!
私途中からしか出てないけど少しでもあたしのこと覚えててくれたら嬉しいな!
また会おうね!
で、夏樹とはちゃんとやっていくから大丈夫だよ…?
ありがとうね」
時枝も俺と似たもん同士だな。
え?何がって?
途中からしか出てないとこ?
あはは…(泣)
畜生――――!!!
次は意外とよく出てた人
そして俺の専属執事!
『広尾』!
「こんにちは皆様。
わたくし光一様の専属執事広尾と申します。以後お見知りおきをお願いいたします。
ところで…光一様より先にわたくしがでてよろしいのですか?それにファンの方にも…。
ま、まぁ、一応は仕事として、しっかりと話したいと思います。
キミに幸あれ!にお付き合い頂き有難うございました。
これからも作者を応援してあげて下さいね」
………広尾。
だってお前俺より人気あるもん
どうせ俺は憎まれ役だよ!!
でも色々とお前には世話になったよ。サンキューな。
さてさて、次は椎羅の恋人でメイドさん
『柊茶衣』!
「ちょ…ちょっと待ってください!どうして私まで…?!
え?一応鏡様の恋人なんだから?あ、なる程〜分かりました!
皆様!本当にお世話になりました!これからも鏡様を宜しくお願いいたします!」
この子も沙紀と一緒で天然なんだよね。似てると思った〜。
ま、椎羅とどの位もつかな(笑)
じゃあ次、愁の恋敵
『山本克』!
「おう!久しぶりだな!
覚えてない…?
ま、印象薄いけどな〜
沙紀姫のことは大好きだよ
でもきっと、沙紀姫は愁さんのことしか見つめてない。
ありがとう、って言いたいな。
みんなもありがとう!」
俺こいつとだけ会ったこと無いけど…沙紀のこと好きなのか…
いや、好きだったのか?
頑張れよ!少年!
さぁ、最後に俺行きますか!
え?出番なし?
……無理やりにでも出てやる!
性格悪いし暗黒大魔王
『菜川光一』!
「一人演技疲れた…
てか自分で性格悪いし暗黒大魔王って言ってるの物凄い虚しいんだけど。ねえ。作者のバカ。
えっと、皆さんまず言っとく。
ごめんなさい。
めちゃくちゃムカつく奴だったよなぁ。俺って。
はぁ…
でも沙紀たちをよろしくな!」
………はっ…はっは…。
た、ただいま!!
あそこからスタジオまで結構あるから疲れた…。
これで…ハァ…一応は…ハァ、皆さんへのメッセージは終わりになります!
最後に、高校三年生になったみんなの物語をお送りします!
本当にありがとうございました
☆キミに幸あれ!last story
「手、繋がねえ?」
「////はぃっ!」
そんなラブラブな二人を羨ましげに見る他六人。
勿論、夏樹、鏡、真子、静、茶衣、菜川である。高校三年生にもなって未だチュウしかしたことがないウブな奴らである。
「あんたたちって…」
静が呟いた。
それに反応したのは沙紀である
「静さん?」
「さーちゃん、おいで」
「へ?」
「ちょ…静!!」
静さんは私を捕まえると、猛ダッシュして学校の中に入っていった。な、な、何なんですか?!
「ここは…」
「ん?放送室」
「どうして?!どうしてですか?!」
「ちょっと遊ぼうかなぁって」
遊ぼうかなぁって………?
え?えええっ?!
「コホン。思い出作りよ」
「思い出…作り」
「そ。さーちゃんは座ってて」
そう言うと静さんは放送室のマイクを手慣れた手つきで電源をいれた。
何をする気でしょうか…?
むむむ…。
『校内の生徒に連絡します☆
昨日言ってたことを実施したいと思います!!いいかしら?』
「………あのう」
『よ―い…スタート!!』
静さんの合図で何かが始まった…気がしてしょうがない。
冷や汗が流れてくる。
嫌な…予感が…。
「し…静さん…?」
「さぁて、始まったわよ。さーちゃん。あらどしたの?真っ青」
「……何が始まったんですか」
「え?」
「まさかここまで来て、言わないなんてあり得ないですよね」
ゾクリ。
さ、さーちゃんの顔が怖いわ。
私までもが後ずさりをしたさーちゃんの恐ろしい顔。
その想像は皆さんにお任せするわ………………。
「え…えぇと…」
「ねえ静さん?」
「ごめんなさい!!さーちゃんを賞金とした鬼ごっこを始めたのよっっっ!!」
「へえ…鬼ごっこ…。
ってえ゛ええぇぇぇぇぇ!!!」
「い、いい反応ありがとう…」
私は腰が抜けてしまった。
だって…だって…私を賞金とした鬼ごっこですよ!!!
ヒドいですよ!!
「ところで…静さん?さっきから足音が聞こえるんですけど」
「………来たわ」
「いやです!!!」
「さーちゃん、逃げきるのよ。こんなこと本当は言いたくないけど、学校中の男子はさーちゃんを狙ってるわ…」
「………」
「時間は30分、愁を探して」
静さんの…
「バカぁぁぁぁぁっっっ!!!」
その瞬間、ドアが思いっきり叩かれ始めたのです。
「さーちゃん!!行け!!」
「えええっ?!」
私は放送室についている非常口から外に出て走り出した。いい加減に…してえええっ!!!
「はっ…はぁ…」
「沙紀姫見つけたぞ―!!」
「よっしゃー!!」
見つかったぁぁああああ!!!
とにかく…逃げるか…
はい!!逃げましょう!!!!!
『15分経過。。。』
意外と沙紀は逃げていた。
「もう…つ、疲れた…」
「俺休む…」
と次々とリタイアする人が現れ始める中沙紀だけは真顔で息も切らさずに走っていた。
「運動会練習のお陰ですかね」
愁さん…
愁さん!!!!
愁さぁぁああああん!!!
会いたいです!!!
「ッ…捕まえた」
「?!」
「お前、足早すぎ」
「しゅ…」
「どうせ逃げるならここかなぁって思って来たら、まさか……保健室なんてな」
愁さんは笑いながら私をぎゅっと強く抱きしめた。
あったかい…。
「なぁ、沙紀。覚えてるか?」
「え?」
「初めて俺らが会った日。俺は女が嫌いでお前は男が嫌い。
ははは。似たもの同士だよな」
「愁さん冷たかったです」
「流石にあれは悪かったな。初めて交わした言葉が『俺女嫌いだから』だしな」
「全くですよ」
ケラケラと二人で笑った。
でも、いつからか恋をした。
優しい目をした愁さんに。
いつからか恋をした。
いつも笑ってる沙紀に。
初めて出会った時は嫌いだったでも、いつの間にか一番大切な人になっていた。
かけがえのない人になっていた
心から愛しく思えるようになっていたんだよ。
「愁さん」
「ん?」
「愁さんのこと、
愛してます」
大切なあなたへ。
私はあなたを愛してます。
-fin-
キミに幸あれ!を読んでいただき本当に本当にありがとうございました!!!
感極まり無いです。。。
キミ幸は、自分で書いていて幸せになるような小説でした。
読んでくださった方、感想をくださった方々に支えられて頑張れました!
最後になりますが、本当にありがとうございました!
これからもキミ幸、桜木千尋共々、よろしくお願いします☆☆
ではまたお会いしましょう!!
2008.7/27(日)
桜木千尋




