第三十三話 大好きだから
お久しぶりです!
一回三十三話が消去され…部活やらテストやらで更新が詰まっておりましたorz
すみません(泣)
今回が三十三話。
最終話は三十四話。
更新頑張ります!
感想等お待ちしております!
愁side
久しぶりに実家に帰ってきた俺に親父が告げたこと。
かなり意味不明だった。
「は?留学?」
そう。留学だった。
しかも突然に。自分にとってはまだ高校生活がある。
沙紀もいる。アイツ等だっているのに。どうしてだよ。
「急すぎんだろ?!」
「……」
「なんで今なんだよ!!」
「……」
「黙ってても意味ないんじゃないの?父さん?」
「姉貴?!!!!!」
目の前にはすんげえ久しぶりに見た姉貴がいた。
わ―――....。
てか…
「なんでいんの?!」
「なによぉ…いちゃわるい?」
「……」
「ま、それは置いとくわ。愁あんた、なんで父さんが急に留学の話持ち出したか理由分かる?」
「理由?」
姉貴は嘆息したように笑った。
理由?なんだよ…それ。
分かるわけないじゃん。
……… ……… ………
「全く…父さんも父さんよ」
姉貴は何を知ってるんだ?
俺は取りあえずソファーを立ち、冷蔵庫からお茶を取り出した。
お茶はギンギンに冷えていた。
………はぁ。
「すまない」
「さっさと言わないからこういうギリギリになっちゃうんだからさ〜…」
「なぁ姉貴!何か知ってんのかよ?」
つい声が大きくなった。
俺の声に親父は驚いていたが姉貴はハハハッと笑った。
何が面白いんだよ。
「あんた変わらないね。いや変わったかしら。…あの子と会ってから…?」
「早く言えよ」
「自分の夢、叶える為よ」
「夢?」
「昔私にだけ言ったことあるでしょ?【母さんみたいになりたい】って」
母さんみたいになりたい?
俺が?
母さんは…あ…。
そういえば…一度だけ…夢の話を姉貴に言った事があった。
*
『僕ねっ姉ちゃん!僕お母さんみたいになりたいんだ!お母さんみたいに綺麗な絵、沢山描きたいの!!』
*
あったな。
あの頃の俺は…可愛かった(泣)
………て、ォイ!!!
何俺は思い出に浸ってんだ?!
////(何故か赤面)
「愁?何顔赤らめてんのよ」
「い、いや!!」
「で、その夢叶えてきなさい」
「は?何を突然」
「父さんの知り合いに、有名な画家がいるんだ。彼にもう頼んである。
どうだ?」
確かに…なりたいけど…
なんで今なんだよ…。
それは………
「選択は2つに1つ。それは貴方次第よ。愁」
2つに1つ。
俺…次第…。
あ――――――!!!!
こんがらがってきた!
沙紀………
『愁さん!』
お前は………
『え?』
俺の選んだ道を………
『待ちますよ』
認めてくれるか………?
「父さん。俺……………」
*
「泣くな…沙紀…」
「な…泣いてませんッ!」
嘘つけ。
思いっきり目赤いじゃねえか。
ま…泣かせたの俺だし。
「…愁さん?」
「ん?」
「私待ちますから」
「……」
「愁さんの事大好きです」
「……」
大好きです。
沙紀、どうしてお前はこんな俺の事を好きだと言ってくれるんだ?
こんな無神経な俺を…
「ふふふ」
「ん?」
「愁さんって顔にでやすいですね。全部分かっちゃいますよ」
「………げ」
「好きに、理由なんてないんですよ。だって好きなんですから」
やっぱりお前のおかげかもしれないな…。沙紀。
俺も正直になれる。
俺も好きだよ。
いつかお前を描きたいんだ。
絶対に…
だから…
『行ってきます』
感想等お待ちしております!
最終話予定は未明ですが七月中には更新できるかと…
読んでくださっている方々、
本当にありがとうございます!




